原子の構造
質量数=陽子数+中性子数
原子の中心には原子核があります。
原子核は陽子と中性子からなっていて、原子核のまわりを電子が回っているイメージです。
例えば、原子番号2番のヘリウムは陽子を2コ、中性子を2コ持っており、合わせると4つになります。これを質量数4といいます。
また、原子番号は陽子の数を示していて、原子は電気的に中性のため、陽子の数と電子の数も等しくなります。ヘリウムは陽子が2コありました。電子の数もそれと同じ2コです。
陽子の数と中性子の数は必ずしも一致しませんが、原子番号10番位までは陽子数と中性子数が同じであることが多いです。例えば、質量数12の炭素Cについては、陽子数6で中性子数6です。
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