共産主義者の戦略を理解することで共産主義について深く理解しよう

共産主義者は目的のためには手段を択ばない。
共産主義者は独裁主義の世界を作るという目的の為に、各国の伝統的文化を破壊するという手段を取る。
伝統的文化を破壊するのはとても難しいため、遠回りをせずに伝統的価値観を破壊する。
そのために彼らがよくとる戦略がある。
それを理解するために一つの演習問題を提示したいと思う。

仮にあなたが目の前のA君を思いっきり殴りたいとしよう。
とにかく理由なく殴りたいのである。
正当防衛のためだとか、彼が殴られるに値する行為をしてきたからとかなど、とにかく理由はなく、ただただ殴りたいとしよう。
ただ単にあなたがA君を殴れば、暴行罪か傷害罪、最悪、傷害致死罪か殺人罪に問われてしまう。
とにかく純粋な犯罪行為を正当化してA君を思いっきり殴るための方法を考えるのが共産主義者なのである。

通常であればどんな理由をつけたとしても、A君を殴る行為はそれだけで上のような罪に問われる。
だが、共産主義者は驚くべき詭弁によって、これらの罪をかき消そうとするのである。
しかもそれを国家権力を使ってやってしまうのでたちが悪い。

典型的な方法が、①社会問題をでっちあげ、②攻撃対象者が問題の行動を行っているとでっちあげ、③攻撃対象者をテロリスト扱いすることである。

①社会問題をでっちあげる。
順を追って具体的に説明していこう。
まず共産主義者は何かの社会問題をでっちあげる。
例えば、アメリカであれば白人と黒人の人権問題であったり、日本であれば日本人と在日韓国人や在日中国人などの人権問題を取り上げたとしよう。
「人権問題」など、問題になりそうなことなら何でもいい。
実際に社会問題となっていなくてもいいから、とにかく「問題だ!」というのだ。

②攻撃対象者が問題の行動を行っているとでっちあげる。
そして次に共産主義者は自分たちが潰したい相手を見つけたら、とにかく相手を社会的に問題のある行動をしているとでっちあげる。
先の例で言えば、「あなたは黒人を差別している!」とか、「あなたは人種差別主義者だ!」と決めつけるわけだ。

③攻撃対象者をテロリスト扱いする。
そして最後に共産主義者が攻撃対象者が社会的に問題ある行動によって社会を破壊するテロリストだと決めつける。
先の例で言えば、攻撃対象者を無理やり差別主義者だと決めつけた上で、「あなたは狂信的な人種差別主義によって国を破壊しようとしているテロリストだ!」と決めつけるわけである。

お分かりだろうか。
例え、あなたが一切誰かを差別したり、差別するような行動をとっていなかったとしても、そんなことは関係ないのである。
とにかくあなたを攻撃するために、①人権問題が問題だと言い、②あなたが人権差別をしていると決めつけ、しかも③あなたが人権問題を助長するテロリストだと決めつけるのである。
そうやって大義名分をでっちあげ、それをリベラル政治家やリベラル司法機関(警察、検察、裁判官)の協力によって正当化されて攻撃される。

こうやって2020年1月6日に平和的に米大統領選挙の不正選挙を疑う抗議者による平和的デモはテロ行為と決めつけられて2年近くが過ぎた今現在も司法機関に拘束されたままなのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?