クリティカル・レイス・セオリー=批判的人種理論とは自国を破壊するための工作教育である

先日もドナルド・トランプの演説を下記の通り紹介させていただいたが、その時にも出てきた「人種差別教育をやめさせよう」ということの中身について、本日は掘り下げて解説したい。
2022年4月9日開催のノースカロライナ州セルマでのドナルド・トランプ演説|KAZU@AQUOIBONISTE|note

この人種差別教育と呼ばれているのは、クリティカル・レイス・セオリーと言われており、直訳すると「批判的人種差別理論」などと訳される。
これは、アメリカの公立の小学校の授業に取り入られているのだが、その中身を簡単な例をもって説明しよう。

児童たちの前にある写真が提示される。
誰が見ても、なんて事のない写真で、白人の子供と黒人の子供が遊んでいる写真だ。
「この写真を見てどう思いますか」と聞かれても、「子供たちが楽しそうに遊んでいますね」と言ったような写真なのだ。
しかし、そのように答えると、児童は教師に怒られるのだ。
「違います。ここには白人と黒人が映っています。白人は歴史的に黒人を奴隷にしてきた罪深い人たちです。黒人は白人に差別され続けてきた人たちです。この写真には、差別主義者である白人と、差別の被害者である黒人が映っているのです!」
といったように説明される。

そして続けてこのように教育されるのだ。
「君たち白人はずっと差別してきた差別主義者だ。その罪を忘れるな。一生謝罪しなさい。」
「君たち黒人はずっと差別されてきた犠牲者だ。そのことを忘れるな。一生許してはならない。」

これが、小学生低学年に毎日のように教育されていけばどうなるだろう?
常に、白人と白人でないかを意識させられ、白人であれば差別主義者と言われ、白人でなければ犠牲者だと言われ、分断させられるのだ。
この分断とは、「白人vs黒人」のような対立構造を作り、白人と黒人が争い対立し続けるような構造を作ることなのだ。
このような教育を続けることによって、日常の小さなことで白人の児童と黒人の児童は対立していき、この幼少期の教育が体にしみこんで大人になってもそのような思考パターンをしてしまうように洗脳されてしまうのだ。

このような話をどこかで聞いたことがないだろうか。
そうだ。日本でも同じようなことが行われている。
第二次世界大戦で敗戦国となった日本は、戦後ずっと、「敗戦国日本は悪いことをした。日本人は罪人である。」といった自虐史観教育が行われていることはご存じかと思う。

そう、この自虐史観教育も、批判的人種理論教育も、実は共産主義者による自国を破壊する工作の一環で行われているのだ。
共産主義者は必ず、共産革命実現のため、その国の愛国心を破壊する工作(教育やプロパガンダなど)を行って、その国の国民から愛国心を奪い、自国のことなんてどうでもいいと考える人を作り出し、「愛国者は敵だ!」と考える人を多く作り出すことで国内で分裂対立構造を作り出して、国に混乱を招くような活動をする。

アメリカでは共産主義者や社会主義者によって批判的人種理論教育が行われてきた。
日本では戦後のGHQに始まり、それを受け継いだ共産主義者たちによって自虐史観教育が行われてきた。

特に日本では愛国心は悪いこと、軍国主義に結びつくことなどとのプロパガンダが行われてきた結果、愛国心のない国民が多数を占めてしまった。

家族単位で考えれば、家族を愛する方が良いか、家族なんか愛さない方が良いかと聞かれた時、「家族なんか愛さない方が良い」と答える人なんていないだろう。
家族には、お父さんの役割、お母さんの役割、子供の役割、老人の役割がそれぞれあり、みんながみんなで家族を愛し、支えあうのが当たり前のことなのだ。
それが社会単位になった時は、郷土愛となり、自国文化を守る愛国心へとつながるのだ。

生まれ育った故郷に感謝し、愛することは自然なことだ。
共産主義者が国を破壊しようとする工作にまんまと騙されて、自分たちが生まれ育った故郷、祖国を破壊する行動に加担してはならないのである。

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