先人の知恵や教えを伝えつなぐことでインテリジェンスを磨こう

先日、現在90代の方から貴重な話を聞くことができた。
今のこの日本の空気感が、日本が第二次世界大戦に突入し、真珠湾攻撃があり、「お国の為に、お国の為に!特攻隊で命を捧げよ!」という戦時中のときと酷似しているということを、実体験として感じているということであった。

正に筆者が常々警告を鳴らしていることを、当時と今を実際に行きて実体験をした方からの生の声を聞けた。
過去の文献によって、「当時、そのような状況であっただろう」と思うのと、実際に体験した者による一次資料とでは、その価値は違う。

筆者は祖父が生前、戦時中の様子をよく語ってくれていたので、祖父が今、生きていたら確実に「今の空気感は戦時中とそっくりやで」と言うだろうと断言できる。
正にそれは祖父が残してくれた財産であり、私が引き継いでいかなければならないものなのだと思う。

当時の戦時中では、国内が反戦一色であったが、徐々に戦争に賛成する雰囲気に変わっていき、反戦の言葉を出すと「非国民」と言われる恐怖心があったと祖父は語ってくれていた。
祖父は平均的な成人に比べて体が小さく、弱かったため、ずっと赤紙(政府からの出兵命令の郵便書面)が来なかったが、敗戦間近になって赤紙が届き、「日本軍は本当に負けそうになっているんだな」と実感したという。

今、正にその戦時中の状況と空気感が酷似しているのだ。

「私は戦争に賛成したくない」というのと、「私はマスク生活に賛成したくない」というのが酷似している。

「私はセンスに行きたくない」というのと、「私はワクチンを打ちたくない」というのが酷似している。

「実は日本は負けていて、たくさん人が死んでいるのではないだろうか」というのと、「実はワクチンは効果がなくて、たくさん人がしんでいるのではないだろうか」というんが酷似している。

その他、様々な意見や行動を表明できない空気が、まさに戦時中とそっくりなのだ。
それが正に、全体主義により情報統制され、日本人社会の独特の空気感による同調圧力が、戦時中と今が酷似しているということなのだ。

筆者はコロナ騒動が起きた瞬間、正に祖父が生前に教えてくれていた異様な空気と酷似していることをもって、あらゆることに疑いをもって対処することができた。
それは、先人から伝え教えられた知恵を受け継いだ恩恵を受けたからだと感じ、祖父にとても感謝した。
われわれは生きる知恵をインテリジェンスとして学ぶとともに、子孫などに伝えていかねばならないのである。

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