日本の食料自給確保に関する現実を認識しよう:日本の食料問題を深刻化させている真犯人は日本政府である

世界中で食料危機が騒がれている。
何かの問題に直面した時に、現状を正しく把握せずして、問題の解決はあり得ない。
では、食糧危機が本当に起きているのか、そもそも食糧危機とは何なのか、食糧危機が迫っているとしても何が問題なのか、について正確に把握することが必要だ。

食糧危機とは文字通り、人々が飢えに苦しまずに済むだけの食糧を確保出来ない危機のことであり、更に踏み込んで言えば、自国民が飢えに苦しまずに済むだけの食糧を自国で生産して自国民のための食糧が確保出来るか、ということだ。

つまり、食糧危機の問題は食糧の自給確保の問題である。
では、食糧の自給確保の問題に対して日本政府は何をしているかというと、食料生産のための種の購入を外国企業に頼らなければならないように種子法を廃止して種苗法を改悪してしまっており、農薬や肥料などの価格高騰に苦しむ農家を放置し、米農家を廃業に追い込むための米の減反政策を行ってきた。
その他、様々な農業の分野で日本政府は酪農家や農家を廃業に追い込む政策ばかりを推し進めている。


つまり、日本政府は食料の自給確保の問題に取り組まないだけではなく、自給確保できないようにするための政策ばかりを推し進めてきているのだ。
この日本政府をDV親に例えると、親に虐待を受けて体中をあざだらけにしている子供の様子を質問されて、「私は親だから当然子供を愛しており、いつも愛情をもって接しています」というような状況だ。

日本政府は「食糧危機は重大な問題だ!」と言いながら日本の食料自給率を下げる政策を行い続け、日本人の健康を害する添加物や農薬の基準を下げて毒まみれの食品が流通するようにし、「食糧難の時代の新しい救世主は昆虫食だ!」といって、国民が嫌がるコオロギ食やゴキブリ食を推し進めている。


日本国民にとって日本政府は親のような存在かもしれないが、日本国民は親の言うことを聞くしかない子供ではない。
子供に虐待しかしないような毒親に対して、子供はいつまでも親の言いなりになるべきではない。
日本国民は日本政府にありとあらゆる面において虐待しか受けておらず、日本政府は日本国民を守る気など全くないという状況に多くの日本国民が気付かなければならない。

DV親の毒親から逃れて自立するには、DVされ続けている事実を子供が自覚して現実と向き合い、子供自身が自分の足で立ち上がらなければならないのである。
日本国民はそれほどまでに、日本政府から虐待を受けているのが現状なのである。



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