あなたは日本人として、この中国人による蛮行を本当に許せるのか?その1

2022年3月15日(本日)に行われた、深田萌絵さんの裁判を傍聴した。
とても貴重な経験であるとともに、日本人にとって非常に重要な内容の裁判であったため、その公判期日の様子をお伝えしたいが、その前に彼女の裁判について取り上げる理由について説明することとする。

深田萌絵さんの裁判について言及する理由は、中国人による産業スパイについて、彼女が日本人の中で唯一と言って良いほど、泣き寝入りをせずに裁判などを通じて戦い続けているからだ。

日本にはスパイ防止法がなく、日本という国ではスパイ活動が合法のため、世界中のスパイにとって日本は天国であることは有名な話である。
日本はあらゆる素材を中心とした技術力の高い国であり、それらの技術の多くは軍事転用が可能な技術も多い。
日本ではスパイ活動が合法のため、日本企業は軍事技術を中心とした最先端技術や関連情報を盗まれても、取り締まるための法律がないため、泣き寝入りをするのがほとんどなのである。

半導体産業において、このような中国人による技術流出は何十年にもわたってきているのは、半導体業界における常識である。
これまで、多くの日本企業は泣き寝入りをしてきており、逆に中国人や中国企業の加害行為に加担した日本人も数多くいるくらいなのだ。
日本の重要な技術であり財産である半導体産業を、日本人は日本人の手で守らなければならないのだ。にもかかわらず、面と向かってこれを守ろうとした日本人が居なかったのだ。

半導体産業だけではない。日本では多くの産業において、中国人に技術を盗まれ、それを容認、黙認されているのが現状なのだ。
土地を盗まれ、あらゆる産業技術を盗まれ、じわじわと侵略されているのだ。明確な戦争による侵略ではなく、一見平和の中、音を立てることなく侵略されることをサイレント・インベージョンという。
このサイレント・インベージョンを止めなければならないのだ。

つまり、深田萌絵さんは、あらゆる分野で中国人に日本の大切な財産や技術を侵害されている中、半導体技術という「産業の米」と呼ばれた重要資産・技術を守るために、全日本人を代表して戦ってくれているのだ。

たとえ、深田萌絵さんの話が信じられないと思ったとしても、この裁判の原告と被告の主張を比較して要約すると、「半導体技術という日本の経済安全保障上の重要な技術が中国共産党に盗まれたのか否か」という問題に帰結し、このような重要な問題は、裁判の背景となった争いがどうだったかなどは関係なく、「半導体技術という日本の経済安全保障上の重要な技術が、中国共産党に盗まれるような、致命的な事件が存在し得たのであり、今後はそのような重要技術を守らなければ日本が滅びる」という事実が発覚したと断言できるのである。

さらに言い換えれば、深田萌絵さんの裁判を通じて、日本の安全を脅かしかねないような重要な抜け穴が存在した事実を日本人としては受け止めなければならず、この事実を受け止めない者は「日本を守りたい日本人ではない」と断言できよう。

この裁判には、日本という国を日本人の手によって守れるか否かがかかっているのだと私は断言する。


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