「通夜女」大山 淳子・著

「通夜女」大山 淳子・著作 出版社 徳間文庫 出版年 2022年9月 本当に世になかには不思議な人もいる。お通夜に行くことで、安定する気持ちが得られるとは。文庫の帯に「前向きになれる通夜通いのススメ!?」とあり、そんな心持にはなりそうもない今現在だが、読後感は~ありうるかもね~である。通夜で遭遇した人、暗躍?通夜に行く行動で、変化は起こる。諸々たくさん関わりを持つ人、」事情により、人は変われるのだと教えてくれる。自信がなくなる出来事も 人それぞれだし、自信が持てるようになるのも、人それぞれで、何がどう影響するのかわからないから、人と遭遇することも、動いてみることも、自分のためなんだよね。
お母さんが 10円ハゲができるほど心配していたことを言わなかったことは、景観があるので身につまされる。その時に言っても何にもならないんだよ、終わってから知ると何かがおこる。いつもあきらめずにいることが一番!諦めたらおしまい   文庫本についている解説がお得。今回は大山淳子氏の来歴がわかって、ちょっと嬉しい。「猫弁」シリーズで ずーと好きな作家さんだったのです。  

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