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イースター祝日フィナーレにリーメスを散策

グーテンターク! 皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日はイースター祝日最終日。名残惜しいですな。😚

そしてよく晴れたので、運動イースターの締めくくりとしてフランクフルト市から電車で移動しタウヌスの山を歩いてきました。☺️

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写真には撮りませんでしたが、トレッキングする方、マウンテンバイク、山歩きならぬトレッキングランの方などなど、老若男女問わずです。ドイツの皆さん、新鮮な空気が大好きなんですよね。

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ハイキングコースはたくさんあるのですが、リーメスを目印に散策しました。この辺りには古代ローマ軍が防衛していた防衛ラインローマ帝国の国境線があり、通称リーメス街道と呼ばれています。延々と続く防塁、見張塔、防塁、城、防塁、見張塔、防塁…と古代ローマ軍は広大な帝国の領土を敵対するゲルマンの部族から防衛しておりました。ちなみにフランクフルトは彼らのいう「文明のこちら側」にギリ入っております。通商に便利なマイン川がありますからねー。(謎の上から目線) 古代ローマ帝国は国境は川を境にすることはなく、少し北上したラインを国境にするセオリー。

タウヌスにあるのはリーメスゲルマニクスです。Wikipediaより

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防塁の間にある小さなお城の跡です。このあたりでリーメス時代のお城はザールブルク城が有名でそこはもっと大きくまた一部再建されていているのですがここは跡のみこじんまりしています。それでも丁寧な解説がありました。さすが世界遺産。

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ちなみに写真の奥に見えている石は後世のもので、狩りに使った建物です。古代ローマ帝国の遺産と知って作った可能性は低いと思われます。この付近にはケルトの人々が住んだ環濠集落あともあり、誰かが作った濠や防塁というのは珍しいものではなくちょうど良いとリサイクルしたのだと推測。

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タウヌスからフランクフルト市内を眺めました。よいお天気で見晴らしは最高でした。

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ご機嫌麗しいよしおさん。

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スタスタ先に行ってしまわれるよしおさん。

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追いついて、カフェパウゼを提案。採用されました。ふう。フォークぷすっ、はこうやって運ばれてきました。日本だとお行儀よくないのですが、ドイツではカジュアルな場所でよくみかけるサーブスタイルですのでお許しください。

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途中昔の国境石を発見。さすがにこれはローマ帝国時代のものには見えません。GHNE ってなんだろう?🤔Großherzogtum Hessen ヘッセン大公国に、Nassau ナッサウ。。。うーんEが不明です。プロイセンじゃないし。。。難度高


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途中、春の小川(バッハ)で誰かが水車を取り付けたのを見つけました。上手に水を受けて回転していました!

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今回歩いたのは19キロ。(少し迷って迂回😅) 途中勾配もあってまた嵐で倒れた木が道を邪魔していたり少し冒険気分の散策でしたが、新鮮な空気と、針葉樹特有の爽やかな香り、素晴らしい景色でリフレッシュできました。足は棒です。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

ウクライナに早く平和が戻りますように。🙏

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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