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コロナ時代のパルメンガルテン(植物園)の温室見学

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日はまたまた快晴で散歩したくなり、パルメンガルテンに出かけました。前月と違い今回は一部建物内部の植物も見学できてラッキーでした。

パルメンガルテンの概要や歴史、コロナ完全防止策については前回の記事

フランクフルト散歩〜パルメンガルテン(植物園)にお出かけ!

をご覧くださいませ。

お昼前にパルメンガルテンに到着すると平日なのに思ったよりたくさんの人がいました。車椅子を押してもらいながら静かに植物を楽しむお年寄りから家族連れ、普通の公園よりたくさん椅子や寝椅子があり、その椅子にねそべり遠目にもわかる🍎製品らしいワイヤレスの白のイヤホンをさし上半身裸で日光浴しているおじさんとか、皆さん自由です。

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今日も30度超えの夏日であちこちでホースから霧状に噴射される形の水やりタイム。(三脚で固定されたホースから無人で)

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ダリアを中心にお手入れされた様々な花や草木を楽しめます。

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園内には小山があったりボートに乗れる池があったりするのですが、面白かったのはモアイ像を🗿発見したこと。今まで知らなかった…。ここはイースター島かと。

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知らなかったといえば、園内端っこにあったInsektenhotel ドイツでよくみる昆虫ホテルより大きめ。多様な生態系を維持するためには虫は必要不可欠という考えからできたヨーロッパ発祥のものです。近代化された都市や街が広がる中で昆虫の数も減っているのを虫を呼ぶための装置を作り呼び寄せて生態系を豊かにしようという考えです。フランクフルトの公園でも雑草をあえて残して昆虫が住みやすくする取り組みがあります。

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とはいえ、植物園では芝生も大事で、芝刈りも抜かりなく。画像6

なんでもドイツの乗り物はワンサイズ大きいなと思いながら刈り取った草をためるタンクを背負った芝刈り機を見ていると、わりとテキトー、いや伸び伸びと動きながら草を刈っております。角を丸く掃除機をかけてしまう私と似ているなと思いながら後ろ姿をお見送り。

よしおさんは落ちていたリンゴを小さく潰してガチョウさんにあげるのが楽しかった模様。

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野生動物にパンや人間の食べ物をあげるのは動物の体によくないのでご法度ですが、元々園内に生えている果樹の落ちた実をガチョウさんがつついて食べており、その実をさらに食べやすいように割ってのエサやりなのでOKかと…。最後まではもういらんねんとツンデレのツンする皆さまでした。

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暑いので日陰でアイスキャンディーなどをほおばり涼んで帰りかけましたが、前月は中に入れなかった一部温室内部が開放されていたので早速中に入りました。

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入り口出口が固定され、いくつかの出入り口は閉鎖されていて中は逆流しないようになっています。中はマスク着用。矢印に沿った見学順路が決まっていました。(スタッフが立って誘導しているわけではないので無理に移動できないわけではない) 

また小さな小径は閉鎖されていました。

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それでも綺麗に手入れされた温室の様々な植物は興味津々。

いきなりこんな珍しい形の花がお出迎え。

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一枚が巨大なヤシの葉。ゾウのヤシという名前でした。

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またアリを内部に住まわせるという珍しい植物もありました。写真が展示されていましたが確かに迷路のよう。寄生でなくアリを住まわせて共生なんでしょうか。なんかメリットあるのかな。色々な生存戦略があるものですね。

そしてバナナに喜ぶ日本人。バナナですと↑があるので気づきました。

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このぷらーんとしているものは花なんだろうか…。謎は深まるばかり。

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そしてカカオはこんな実のつけ方とはびっくり。唐突なぶら下がりすずなり会見ですやん。

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カカオはこんな風になるんですね。

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唐突と言えば居合わせた別のお客さんに教えてもらった微動だにしないイグアナ(でいいのか) がいました。

植物は説明するけど動物はしてくれないパルメンガルテンw  なんかちょっとかわいい。色も綺麗で、しっぽの縞模様がオシャレ。

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たまに目がまばたきしていたのでホンモノでした。風景画になじむイグアナさん。きみが見つめているものは未来かい?私もみたいよ…と願いましたが私には未来見えず。

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中ではコイも悠々泳いでいます。静かな空間で気持ちも落ち着きました。

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乾燥地帯の植物も見学です。

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いつもみるとニヤニヤしてしまうメキシコの義理のお母さんの椅子Schwiegermutterstuhlというサボテンをここで発見。座ると痛そう…嫁姑問題は世界共通? 

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Schwiegermutter (義理のお母さん) stuhl(椅子) とプレートにわざわざ書いてます。

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学名はEchinocactus grusonii でタマサボテン科のサボテン。ドイツ人起業家でサボテン収集家のHermann Grusonさんの名前をとってgrusoniiになっているようです。彼が別名もつけたのかな?(笑)

お後がよろしくないようですので、ハート型に見えたこちらの写真もつけたして。愛です。人間ハートが大事。😁🥰

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外にもたくさん興味深い植物が見られますか温室は原産地の環境のまま生育されていて世界の多様な植物の姿を観察できて楽しかったです。何度来ても飽きません。

ついに家にあった植木鉢にぴったりのミニサボテンを植物園の売店で買い帰宅。

義理のお母さんの椅子ではないものを買いました。

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それでは

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊


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