チキン de サルティンボッカ
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。
早いですね。なんともう2月。毎日やることが溢れて溺れ気味ですがなんとか踏ん張っています。
壁掛けカレンダーはスケジュール管理より特に私の癒し機能になっています。
今日は我が家の朝食のお話を。☺️
だいたいルーティンが決まっていて日、月はよしおさんの特製スムージー、火、木がクロワッサン🥐+茹で卵、水がヨーグルトかスキール+果物、金が私だけスコーンよしおさんファスティング、土はスコーンです。
クロワッサン🥐はオーブンで温めて、バターがジャムをつけていただき、その間に茹で卵を茹でております。毎週茹で卵が結構楽しみです。
お腹も満足しエネルギー満タンでお仕事へ、エネルギーを使い果たして帰宅(笑)
そして今夜の夕食は鶏の胸肉を使ってサルティンボッカにしてみました。
セージやコンテチーズは残り物を利用しました。皮と身の間や切れ目にチーズとセージを入れてパルマハムで巻き、ソテーした後でオーブンに入れて中まで火を通して出来上がりです。野菜を添えて出来上がりです。
しっかり食べて、元気もチャージ!風邪をひかないように気をつけます。
夜は少し読書してから休むのですが、昨日からこの本を読んでいます。彼女がなぜその思考に至ったのか、彼女の人生を追うとなるほどなと。
ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者 (中公新書)
例えば、彼女の生まれはドイツ帝国のケーニヒスベルク。
以前ケーニヒスベルクの郷土料理を作ったことがあるのでご興味のある方はこちらをご覧くださいませ。
現在はロシア領ですが、当時はドイツの飛び地で、貿易の要衝であると同時に東プロイセンの文化の中心地でした。彼女の父は早くに亡くなりますが、祖父側の支援もあり高い教育をうけています。ユダヤ人であることのハンディキャップはかなりあったようです。時代なので女性というのも差別されたと思われますが、全て才能と精神的タフさで切り抜けていくのでした。
ケーニヒスベルクには経済的に裕福なユダヤ人もまたそうでないユダヤ人もいて、さらにシオニズムの人もそうでなく改宗した人もいたりユダヤ人コミュニティも中で多様であったことを知ったのが私には新鮮でした。ひとくくりにしてはいけないのだなと。
しかしハンナが幼い頃からすでに反ユダヤ主義も激しくなっています。そんなときハンナの母親もハンナも断固として戦う、特にペン(言葉)で戦う姿勢を貫いていたようで、それはハンナがドイツを出てからの様々な活動のルーツであり、一貫しているなと。この本を読んだら、ハンナ・アーレントの作品も読んでみたいです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊
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