中身の赤い(ような)リンゴ
グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。今日は朝食をヨーグルトとフルーツにハーファーフロッケンを入れて(ハーファーフロッケンについては以前のこちらの記事をご参照くださいね) いただきました。今日はいつもと違うフルーツを準備。
KIssabelというフランスで品種改良されたリンゴです。ながら英語KissabelとKissを商品名に入れるところが🇫🇷らしいなと。最初からフランス以外に販売することを想定したネーミングなんでしょうね。
私は中身も赤いの!と英語で書いてありますが現地マーケティングとしてドイツ語も書いてあります。
驚くことに
中身は赤い
自然
おいしい*
新奇さより、人工的にいじっていないことをよしとする、リンゴにはうるさいぞ、美味しくないとね、ドイツ人の心にアピールを試みています。
* Lecker レッカーは気軽でくだけた言い方です。無邪気あるいは素朴な感想、大人なら心の底からウマイ!と言いたいときの言葉です。大人が使うとやや子どもっぽく聞こえることも。丁寧に美味しいですの感想を言いたい場合には連発しない方が良いですが、短く端的にウマーを伝えられる便利な言葉。
中には抗酸化物質を豊富に含むというのもウリです。
でオチが思ったほど赤くないような…😅
中に色がついているのは確かに。
味についてはフレッシュで適度な甘さ、酸味は控えめで美味しかったです。
今日はミニキウイも入れました。Kiwi にbeeren (ベーレン、ベーレの複数形)がついてキウイ・ベリーという名前で売られています。ドイツには比較的新しいフルーツとなっております。
皮ごと食べられるのはドイツ人に受けそうな要素。まずむかなくていい手軽さもありますが、皮と実の間にこそ栄養があるという信念にフィットしそうなので。
これらにヨーグルトとハーファーフロッケンを混ぜていただきました。
そして会社帰り、地下鉄の広告にVisit Berlin がありました。最近 ようこそ〜州へ!と国内旅行を推進する広告を時々みかけますがベルリンは初めて見ました。
秋らしい雰囲気。
ベルリンは実は観光都市としては人気があります。しかしセールスポイントがお買い物やエンタメに力点を置いていた気がします。ベルリンはミュンヘンやフランクフルトより物価が安いんです。
ベルリンは中世から続く他の都市と比べると歴史が浅いので。ただしだからこそ都市が外に発展しにくい中世都市とは違い、計画的な都市計画のもと放射状に広がる大都市に発展しました。
一方で今回の広告は博物館(しかも換気がよさそう…) を訪れるシーンになっており、文化都市ベルリンの観光を推進する形になっていて面白いです。実際ベルリンにはムゼウムスインゼル(博物館島)エリアを中心にベルリンにはたくさんの博物館があります。
来月半ばにヘッセン州では学校の秋休みに入ります。(ドイツは各州で学校の休みをなるべく重ならないように少しずつ日をずらしています。) いつもなら多くは国外に出るのでしょうけれどコロナ禍で、国外の休暇はリスクが多い中で、今年は国内でという家族も多いかと。秋休みが終わればクリスマス休暇、また2月くらいには冬の休暇(スキー休暇) などドイツの学校は休みが多いです。
でも公定の祝日は少なく、その祝日も各州で微妙に違うので日本の連休のように行楽地満員みたいなことにはなりにくいです。
お子さんがいる人は学校休暇にあわせて有休、子どもがいない人はそこをはずして話し合いで休暇を1〜2、たまに3週間をまとめてとるのがドイツ流。
あえて行楽地に行かず家でのんびり趣味やスポーツに打ち込むといった過ごし方もありますが、やっぱり世界中ウロウロするのがドイツ人なので今年はかなり消化不良の年だろうなと推測しています。
それでは
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊
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