見出し画像

夜からの受付、アポ無しも可能なワクチン接種会場がフランクフルトに設置

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。最近暖かくて春先に咲くはずの花が咲きはじめています。綺麗なのですがまた冷えた時にかわいそうなので(実もできませんし)心配しながらも通勤時に花を見つけると気持ちが和みます。

さて今朝市内中心部のハウプトヴァッヘ•カフェ(ハウプト=セントラル、ヴァッヘ=ウォッチで元は警察の詰所が今はカフェになっています)にデカデカと横断幕が掲げられているのを発見。左にワクチン会場があると。

ワクチン接種ナイトが毎日19時から、アポあり、アポ無し両方とも可能と書いてあります。対象は1回目2回目ブースターでつまり全部可能だそうです。

以前私がアポ無しで受けたハウプトヴァッヘ駅構内の接種会場は現在オンライン予約のみで、それが一般的なのですがここは予約なしでもいけて、夜仕事帰りも可能なのがいいですね。

このカフェで接種が受けられるようです。ワクチンの種類はモデルナとのこと。

現在のドイツのワクチン接種状況は完全接種率は71.4%、いわゆる70%の壁は中々超えられませんでしたがオミクロン変異株が来てようやく大台へ。受けた人はブースター接種に積極的なのが特徴で、完全接種者うち半数以上がブースター接種済み。

18才以上だと8割接種済みです。ドイツでは現在5才から接種可能ですがこのグループについては親御さんが慎重です。


濃い青のブースター接種の伸びが特徴的
4種類のワクチンのうち多いのやはりバイオンテック、次にモデルナです。モデルナはブースター接種用としてじわじわ割合を伸ばしています。私はマイナーなジョンソンエンドジョンソンを受けてからバイオンテックです。交差のワクチン接種はポジティブにとらえられています。

次はドイツの感染状況です。

オミクロン変異株が急速に増えていますが感染者倍化するところまではいっていません。


オミクロン検出は圧倒的に増えておりますが。出典はこちら

KW52は 27.12.2021 - 02.01.2022までの期間です


オミクロンもデルタもその他に変異株もひっくるめたコロナの感染状況についてロバートコッホ研究所の日報レポートが出ているので1月3日分冒頭を引用します。

新規感染者は日本と比べると信じられない多さだと思いますが、ICU病床を占める割合も含めてもちこたえていると言えます。高齢者の重症化率は高いです。

またラウターバッハ連邦保健相が、German Society for Internal Intensive Care Medicine and Emergency Medicine (ドイツ語の略はDGIIN)会長のProf. Dr. Christian Karagiannidisのツイートを引用しながら

これらのデータは、ブースターワクチン接種による保護がすでにワクチン接種されている人々にとってどれほど強力であるかを印象的に示す

と発言。

大臣が引用したDGIIN会長のツイートはこちら。

ブースターワクチン接種がデルタ患者のICU使用率に与える印象的な効果 。
2021年12月23日の #RKI weekly report より
ブースター接種後、ICUにおけるワクチンブレイクスルー感染患者は大幅に減少。オミクロンではその重要性がより一層高まるだろう。

会長ツイート添付画像1

ブレイクスルー患者の割合、黄色のハイライトはICU治療が必要になった患者と亡くなった患者の割合

添付画像2

ブースター接種者のブレークスルー感染、添付画像1における黄色ハイライトとの差異に注目

このように現段階のデータでは、確率的にはブースター接種をしたほうが重症化を避けられる可能性が高まると考えられ、体質的に不安のある方以外はブースター接種をしたほうがリスク減といえます。

以上ドイツのコロナアップデートでした。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?