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NINAからのお知らせ、独コロナ警告アプリのリスク検知時間短縮

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

今日はNINA(緊急情報・ニュースアプリ Notfall-Informations - und Nachrichten-App)さんからプッシュ通知でお知らせがありました。

ドイツ政府から何のお知らせと思いきや、コロナ警告アプリCorona-Warn Appのリスク検知方法に関する変更を説明するものでした。

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ドイツでは変異株が広がっており、その早い感染スピードにアプリが対応できるよう、より正確に陽性者と接触したことが警告できるようにしたとのこと。具体的には10分以上の接触(どれくらい近かったも考慮)だったのが5分に改められたそうです。

フラウンホーファー集積回路研究所(IIS)の調査に基づき、開発者であるロバート・コッホ研究所(RKI)、ドイツテレコムとSAPのプロジェクトチームが共同でリスク計算を変更したと説明されています。

詳細はこちらの英語ブログで公開されています。

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こういう経緯や変更方法をすぐに発表するところが国民への情報公開としてドイツ政府は力を入れているなと思いました。

またドイツ語ですが、ヴッパータール大学作成したオンラインの利用者アンケートへの協力も呼びかけています。

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現在Corona-Warn Appは2,570万ダウンロードですが、やはり使う人が多ければ多いほど精度が高まります。でも強制はできないアプリで、ユーザーのモチベーションを高めることが必須。そこで利用法やアプリの信頼度に関する質問や陽性検査結果を共有する意思があるかどうかなどを調べるオンライン調査を実施するようです。

こちらもユーザーに寄り添ったアプリにしたいという意思を感じました。地味ですが、技術にこういった調査の成果を活かすことはとても大切ですよね。大学と連携していることも興味深いです。

アプリ開発も、一方通行のコミュニケーションではなく双方向からよくしていくアプローチが大切なのだと思いました。

今日の私のコロナアプリはまだ静かです。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊







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