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パスタ アル フォルノ

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。最近投稿しておりませんでしたが、元気にしております。

今週は少し夏が戻り、去りゆく夏を楽しんでおります。日が段々と短くなっているのは感じますので今のうちに。

普段、本は何冊か並行して読むことが多いです。一気に読むこともあればチビチビとしか進まないものもあり、Kindleライブラリに積読パターンもあります。

今も夏休みの読書で読みかけの本がいくつかあるのですが、『シン・ニホン』がなかなかページが進まずにいます。半分くらいは頑張って読んだのですが休憩中です。書いてある内容に不満があるわけではなく勉強にもなるのですがなかなか終わりません。

シンニホンにするいくつもの提言は鋭く、的確でいちいちそうだなあと納得はするのですが

アメリカではこうしているよ。キュウニホンはイカンよでは結局日本は変われない気がするんです。1つ1つの提言はもっとも何ですけれど、個人個人のスイッチは押せても日本社会全体を変えるスイッチは入らない気がして。

というのも、日本に優秀な人もアイデアも今昔もある、でもなぜか大きな目標達成のためにそれらのリソースを結集し、統合する過程が日本はうまくいかない。ガバナンスが機能しないからです。

先の戦争に突入した過程もしかり、コロナ対応しかり、東京五輪の運営しかり…。

どんどん空気で誰も決めていないのにきまそんな思いが頭を巡るのでシンニホンの個々の提言が余計に頭に入りません。

なのでAIの話を小説で読むことにしました。カズオイシグロの作品はこれまで初期の3作しか読んでいませんが、中期を飛ばして最新作へいってしまいました。

カズオイシグロは舞台や時代が様々に変わりますが、歴史の軸があり、政治や社会問題を描きこまれていること、人を人足らしめる人間の記憶、感情を扱います。余白を大切にし、読者それぞれがその物語を解釈して、咀嚼する余地を与えるところがカズオイシグロ作品の素晴らしいところと思います。実はいくつかカズオイシグロのインタビュー記事や作品書評を読んで予習をしてしまいましたが、夏休みの読書で本作を楽しむつもりです。

さて今日はパスタのオーブン焼き、アル・フォルノを作ってみました。レシピ通りなのですが、ひき肉にまだお肉(ハム)を加えるところがさすが?です。

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美味しいのですが、チーズも入り塩分多めなのがたまにキズ。でもたまには。☺️

完成です♪

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塩分強めで生クリームやハムで味がしっかりついている分、さっぱりサラダと一緒にいただきました。いつもオリーブオイルをかけるのですが、今日はテッラディバーリのオリーブオイルです。結構スパイシーな味わいです。よしおさんはウンブリアがお気に入りでしたが、たまには違う地方をと買ってきたのがテッラディバーリでした。この次はトスカーナです。

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スペインのお友達に、イタリアもいいけれどスペインのオリーブオイルが最高!もっというと名前に騙されるな!くらいの勢いでおすすめしていただくのですが、ドイツはイタリアが幅を利かせておりまして😽スペインの超優秀なオリーブオイルが中々到達せず。しかし良さそうなスペイン産オリーブオイルがあれば是非買いたいです。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊


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