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恠恠奇奇を知る

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

今日日曜日は午前中に軽くジョギングしてからゆっくり時間を過ごしました。

カイカイキキを率いる村上隆さんがリハックに登場。嬉しい。

日本は建築家は世界レベルの方が輩出されるけれど現代アートが少ない理由を村上さんが紐解いて述べるあたりが強烈に面白かったです。

現代美術を建築的な文脈で置き換えて考えてもらえると、感覚的に好きなものとか、感覚的に情感が動くものに依拠しすぎちゃって なかなか現代美術の作家が出づらくなっているのは事実と思います。

村上隆さん34:00頃〜

技術あり大前提で、スーパー「フラット」で文脈を何層にも埋め込み、自らのキャラクターで表現する村上隆さんのすごさを垣間見ることができました。柔らかくおっしゃっていたけれど、日本での(無知な状態からのレベルの低い)批評についてうんざりされている様子も。だけれどそのわりに懇切丁寧に真摯に説明してくださる村上隆さん解説は無知な視聴者である私にも優しく楽しい回でした。

さて二つ目の恠恠奇奇はフランスでのある事件。

テレグラムといえばロシアやウクライナでよく使われるメッセージアプリです。ロシア出身でフランス国籍を持ち、ドバイを拠点に活動している方です。フランスがなぜ外交リスクもあるのに拘束に踏み切ったのか謎です。

DWでも記事に。


まだ不明点が大きいけれど現地点のウクライナ側の見立ては以下です。

  1. テレグラムの創設者パヴェル・デューロフが、指名手配中にもかかわらずパリに渡り、逮捕された可能性がある。これは意図的な出頭かもしれないが、その動機は不明。

  2. デューロフの動機には、ロシア側の計画か、西側との協力が考えられるが、どちらも推測に過ぎない。

  3. プーチンとデューロフのバクーでの会談が取り沙汰されていたが実現せず、代わりにデュロフはパリに向かったと見られる。

  4. ロシア国内でテレグラムは主要な情報源であり、当局の管理が難しいため、政府にとって問題となっている。

  5. ロシアは中国の技術なしでは独自のインターネット構築が難しく、テレグラムの管理やYouTubeの遮断はロシアにとって主権的なインターネットを意味する。

  6. テレグラムは世界中で利用されており、情報戦の重要なツールとなっている。

  7. デューロフがクレムリンとテレグラムの売却や管理権移譲について交渉した可能性があり、その結果としてパリでの出頭に至った可能性があるが、詳細は不明であり、今後の展開は未定。

フランスで拘束という事態がCEO個人の意図的なのか、緊急事態なのか、ロシアとフランスの交渉があるのかまさに恠恠奇奇でした。

さて、おやつも食べまして、



本日の晩御飯はオリエンタル風のオッソブーコを作りました。

スパイスとオレンジ果汁でマリネしてから煮込み、ヨーグルトとミント、チリの入ったディップとライスを添えます。


今日は紐でくくらなくてよかったかも…

完成です。美味しくいただきました♪

明日からまた1週間がんばろー。


それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊

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