実は、アメリカにはACT21Sとは別の21世紀スキルフレームワークが存在しています。
21世紀型スキルパートナーシップ(Partnership for 21st Century Learning (P21))と呼ばれているもので、2002年に国内の教育やビジネス、政治関係者らによって作られました。ACT 21Sが2009年に始動したことを思うと、2002年に21世紀スキルの概念が出来上がっていたアメリカはさすがです。
P21には大きく分けて3つのスキルが提示されています。
アメリカの高校に勤務していて、ご褒美(prize)をあることがモチベーション作りとして使われているのを何度も目にしました。日本ではALTがお菓子を授業中にあげることですら、賛否両論となることも。「何かがもらえるからやるわけではなく、自分のためにやる」と言った考えが暗黙のうちに共有されている日本人的には、笑えることも多かったので、いくか記録しておきます。
① テスト
PSATという日本のセンター模試に当たるようなものを校内受験した際、生徒一人一人にクッキーが配られました。試験