『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』
『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』を観てきました。感想にネタバレあるかもしれませんので、未見の方はご注意です。
新たな登場人物と絡まる、TVアニメ『響け!ユーフォニアム』と劇場アニメ『リズと青い鳥』が土台になる、細かい描写に何度もウルウル。
冒頭のアレでまず泣く。久美子を始め、それぞれが心にずっと抱えてるものの描写がとても丁寧で本当好き! 物語は春から始まるので、1年生の出来事をふりかえりつつ、2年生になった久美子の成長がとても頼もしく感慨深く描かれていて、清々しい気持ちになります。
ただ劇場版ということもあり、尺の問題か、お話の展開が早かった…。これはしょうがないことなのでしょう。その制限のある中で、各登場人物の心理描写を丁寧に作り込まれているクオリティはすばらしいものです。
お話もいいし演奏もいいしビジュアルもとてもきれい。どこを取っても上質な、この作品を見られて良かったです。
エンドロール後にエピローグ?があるので、どうぞ最後までお席を立ちませぬように。アニメ作品の続きが作られるの予定はないとの噂ですが、これはまさしくあってもおかしくない引きでした!
ちなみに、エンドロールで席を立つお客さんて、劇場版アニメではほとんどいらっしゃらない気がします。大抵最後まで見てるイメエジ。
ハリウッド映画とか、一般的な実写映画は、エンドロール中に帰っちゃうお客さん結構いるので、わざわざ映画の冒頭で、エンドロール後にも映像があるというお知らせが出るほどですが。これはクレームあったかなと推測。
劇場来場特典です。
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