4343（しみじみ）（真テ）
しまった、43回目でこれ使っちゃったら4343回目何言えばいいんだ。
まぁその時の私が考えるでしょう。
白玉粉
私が覚えている人生初の白玉粉は、小学校時代の家庭科の調理実習で白玉団子を作った時だと思います。
ン十年も前の事ですのでそれからメーカーも改良を続けてきたのでしょうか、当時の白玉粉は形こそ今とさほど変わらず、細かい多面体状の粒子の集まりでしたが、硬さ＆混ざりやすさが別物でした。当時は水を入れても全く混ざらずただ粒のまま浮かんでいたように記憶しています。どうやって団子にしたんだっけ…？
以前餅を作った時の白玉粉が微妙に残ってましたので、それをどうにかするためにこし餡と粒あんを300gずつくらい買って来まして（使ってみて想像の5倍くらい多いと気付いた）。
あんこ、及び後述の黒豆の量からするに白玉粉の残量が心もとないなと追加で購入。
結局手元には200g超のつぶ＆こしあんと微妙な量の白玉粉が残りました（増えとるやないかーい）。
＊雑レシピ＊
・分量（約8個分）
白玉粉：150g
砂糖：30g
水：180㏄
塩：小匙1程度
あんこ：適量（欲張ると包めないので小匙8杯分でいいと思う）
黒豆煮：80g（70gでもいい）
片栗粉（打ち粉）：適量
・雑工程
1：耐熱ボウルに白玉粉・砂糖・塩・水を入れてダマがなくなるまでゴムベラで混ぜる。
2：ふんわりラップをして600wで3分弱レンチン。
3：ラップをはがし（捨てない）ゴムベラで全体をよく混ぜる。白っぽい部分を散らすイメージで。
4：再びラップをして600w30秒レンチン。
5：ゴムベラでよく捏ねる（表面全体に艶が出るくらい）。
6：（草餅にする場合ここでよもぎを投入）黒豆を汁気を切って投入し、潰さないように注意しつつ混ぜる。
7：捏ね台に打ち粉（片栗粉）をして餅を取り出し、全体に粉をまぶす。
8：平たく（できれば円形に）伸ばし、水を付けた包丁で8等分する。
9：あんこを包み、口を閉じて完成（黒豆が多いとその分伸ばせる生地の余裕が減るので包みにくくなる）。
黒豆
で、豆大福のためには豆が必要です。
一般に売られている豆大福には主として赤インゲンが使われているらしいのですが、近所にはなかったので黒豆を買って来ました。
で、泥縄（泥棒を捉えて縄をなう）な私はここで黒豆の下ごしらえのやり方を調べました。ちなみに「なう」は動詞であり、古のインターネッツでの「どこそこなう。」のように所在を表す言葉ではありません。
え？ 錆びた釘？
ほう、鉄分と黒豆の成分が反応して綺麗な黒になる……ふむ。
は？ 漬け込み12時間？ 重曹？
甘くないやつないんかーい！
──紆余曲折ありましたが、ようやく塩と水だけで作るものを見つけたので、その方法で煮る事にしました。
＊分量（乾燥黒豆100gでの）＊
黒豆：100g
塩：小匙2強（好みで少し増やしても）
水：1L以上（適宜足す）
＊工程＊
1：鍋に黒豆と水を入れ、2時間浸水させる。
2：浸水が終わったら中火で煮立たせ、アクを取る。
3：アクが粗方取れたらキッチンペーパーを落とし蓋にして、火を極弱火にし、少し隙間をあけて蓋をする。このまま3時間ほど煮る。（途中、都度中身を確認して水が減っているなら豆が被るくらいまで足す）（大福に使う場合はやや硬めに炊くのが良いので、2時間半あたりから具合を見ながら）
4：火が通ったら塩を入れ、弱火にして5分ほど煮たら火を止め、粗熱をとる。
5：保存容器に煮汁ごと移し、落し蓋に使ったキッチンペーパーをかぶせて蓋をすれば冷蔵庫で約5日もつとの事。（空気に触れると豆の皮にしわができるため、煮汁から出さずに保存する）
正直今回の豆大福で一番手間がかかっているのはこの黒豆です。
煮る工程は正月おせちの黒豆と同じなので、味付けだけ醤油＋砂糖に換えるとか、水あめと絡めるとかすればお馴染みの味が作れるかと思います。
今週は他にも作りましたが来週に余裕がなさそうなのでそちらに弾薬を回します。
テンプレ
Twitterと呼び続ける鋼の意志＋TwitterよTwitterであれとの願い：tenletters4
pixiv：同上
Misskey io：tele
余談
健康の事を考えると作れる料理の幅が狭くなるので、何も考えずに作りたいものを作りたい、のですが、雑念が祓えません。
黒豆も余っているので豆パンか、豆蒸しパン＋よもぎでもと考えています。
しかし甘いものばかりもなぁ、寒くなってきたし煮込みとかもいいなぁ。
魚介もうまく使えたらなぁと思うけどいい感じの食材って難しい。高いし。
何故私はエビアレルギーを発症してしまったんだ。冷凍エビが使えるだけで世界が倍になるのに。