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JCB THE CLASSという国産ブラックカードを利用した5年の感想

2015年、業界内で言うところの「突撃」という、JCBに直電してブラックカードを申し込んでからはや7年がたった。(今は突撃はできないようだ)

この2年間はほぼこのカードにおける恩恵は受けていない。今年か来年には解約をしようと思っているが、JCB THE CLASSを持ちたい、国産ブラックカードを取得したいと思っている人がいるかと思う。JCB THE CLASSホルダーの正直な感想を伝えたいと思います。

まずJCB THE CLASSがプラチナカードかブラックカードかという議論がありますが、僕はどうでもいいです。国産でかつ国際的に有名なプロパーカードである事は事実だし他のプロパカードより安いことも事実です。それでいてこれだけのステータスがあるのならそれが顧客満足度というものです。

今回はそんな欲求をもっている人にむけて、書きたいと思います。

そもそも僕は8年前まで人に教えてもらうまでこのカードの存在すら知りませんでした。知人の話を聞いているうちに所有したい欲求がたかまり、ネットでぐぐりまくりました。

カードの詳細は他のサイトにおまかせするとして、ここでは

ポイント

  • 審査を通るまで

  • JCB THE PLATINUMとJCB THE CLASS の違い

  • 5年間使ってきて感じた満足点

  • 5年間使ってきて感じた不満点

  • 取得してよかったかどうか

  • 審査が通るまで

まずはゴールドカードを作りました。作って半年間使用しました(約100万円)。当時はそれで突撃というやり方(直接オペレーターに電話してTHE CLASSに入会したいと伝えるやり方)で申込書を送って頂き、自分のステータスを記入→投函→2週間後→web明細のページ上でゴールドカードからjcb the classに変化。という経緯。

今はこれができないようです。

よって、新設されたJCB THE PLATINUMを何年間か使用しインビテーションを待つ。これしかないのかと思います。ていうかこれが一番の近道ではないでしょうか。

  • JCB THE PLATINUMとJCB THE CLASS の違い

  1. 年会費

  2. メンバーズセレクションの有無

  3. ディズニーランド、シーのJCB専用ラウンジの利用

  4. グルメベネフィットの有無

  5. JCBプレミアムステプランの有無

年会費はPLATINUM25,000円、THE CLASS50,000円(ともに税抜)

メンバーズセレクションとは約2.5万円分の商品券のようなものです。ギフトやトラベルなどに利用できます。以下に上記の違いからうける満足点を書きますね。


5年間使ってきて感じた満足点


1.額面がかっこいい

まぁ、当時はその額面をみてかっけーと思ったのです。黒くてゴールドでなんかとてもかっこいいと思ったのです。なにかの支払いにこのJCB THE CLASSのカードを出したら人に社会信用をあたえるなーと。それだけです。

2.会員費がかなり安い

前段で書いておりますが年1回送られてくるメンバーズセレクションで必ずディズニーランド入場券ペアを申し込みます。うちは家族全員ミッキーランドすきですから年1回は行くためです。他のは特にそそるものは2020年は、バルミューダのトースターやsixpad,トラベルクーポン3万円分とかありました。JCB THE CLASSの年会費って50,000円ですが、この分ひいたら実質25,000円前後です。

3.JCB専用ラウンジ利用での満足度高め

JCBはディズニーランドの公式スポンサーということでランドとシーにラウンジがあります。

ディズニーランド:スターツアーズ内

ディズニー・シー:ニモ&フレンズ・シーライダー内

これも年1枚だけもらえるラウンジ使用チケットですが、事前予約にて当日何時からと決め、その時間に行き、そこのスタッフにラウンジ行きたいんですけどと伝えると、ラウンジに連れて行ってくれます。そこでJCB THE CLASSのカードとチケットを見せると入場できそこで20分くらい休憩ができます。

その際にジュースを飲んだり写真をとってくれたりとスタッフさんが非常に優しく接してくれます。休憩を終えるとそのアトラクションに並ぶことなく優先的に入場ができるのです。そこには顧客を満足させる十分な価値観を与えてくれます。

4.ディズニーランド利用では一般より感動をくれる。

上記に付随ですが、

JCB THE CLASSには「プレミアム会員限定 オリジナルプラン 東京ディズニーリゾート®・バケーションパッケージ」というものがあります。

ディズニーホテル、東京ディズニーランドホテル、アンバサダーホテル、ホテル・ミラコスタ、セブレーションホテルのどれかに1泊2日宿泊。初日から2つのパークを自由に行き来できる特別なパークチケットや、ファストパス®・チケットなどをセットにしたオリジナルの宿泊プランです。

これは1度しか使用したことありませんが、感想は最高でした。

昨年、僕はここでミラコスタ(ディズニーシーパーク内にあるホテル)に家族4人分で予約。

当日チェックインは長蛇の列。やっと自分の番になり手続きを始めたらスタッフさんから「ただいま、スィートルームが空いており、お客様は今のお値段のままご利用可能ですがいかがしますか?」と聞かれたのです。

これには家族全員ハイテンション。もちろんお願いしました。おかげさまで夜のパレードは部屋の中からよく見える場所で鑑賞でき、部屋もまた素晴らしく本当に感動しました。これはただ運が良かったのかJCB THE CLASSホルダーのおかげなのかはわかりません。でも僕はこのカードのおかげであったと信じています。だって長蛇の列がるほど人はいましたから。

ミラコスタホテルからの風景

5.そこそこのお店を1人分無料使える。

僕は年2,3回ここで予約して使っていました。おそらく年2回ぐらい利用するとカードの年会費は元を取れるのかと思います。ただお店の数は他のステータスカードにくれべて少ないかと思います。

6.家族カードを5枚まで無料で作れる

これの一番良いところ。「親孝行」です。
JCB THE CLASSのカードは家族は5人まで無料で所有できます。僕は妻と母に各1枚持たせています。なので母親の名前で予約し母は自分の兄弟や友達といき食事をすることができます。母に与えるインパクトは非常に大きく、その食事にはとても感動をしてくれます。母が満足してくれることは、それをプレゼントしたものとしてやはりこのカードを所有する満足度を向上させるポイントとなります。

同じくベネフィットガイドにあるプレミアムステイプラン、すなわちホテルや旅館です。

僕は母によく2泊3日の旅行をプレゼントします。1泊目は楽天やじゃらんなどで予約、2拍目をこのプレミアムステイプランで予約します。

おわかりの通り、2泊目が急にステータス高めの旅館やホテルとなりサービスがよく食事よくお風呂よく。タダでさい2泊の旅行で楽しい旅は2日目に最高潮となります。プレミアムステイプランとは通常では少し高めの宿泊施設が2,3割安く泊まれるというものです。

7.コンシェルジュの対応はそこそこ

そうですね、夜お店の予約をするときはだいたい夜遅く。その時間はもちろんお店もやっていないので、希望日と時間、ベネフィットガイドにあるお店をいくつか要望を伝えます。すると後日これまた電話ほしい時間に連絡をくれて予約可能なお店をおしえてくれるのでそこで予約します。

この対応は非常に良いと感じています。不満はないです。ただそれ以上になにかコンシェルジュに要望を伝えたことがないので総じて対応がよいかは不明です。きっとアメックスのほうがいいのかと思います。


7年間使ってきて感じた不満点


 1.カードを使い込むとカードの額面がボロボロ

これは本当にひどい。額面はブラックで文字は金色ですが、金色がすぐに剥げます。とてもみすぼらしくなります。アメックスなどは今、メタルカードとかになっていますからこれは改善してもらいたいですね。やはりひとつは自己満足ですが所有する喜びはカードを出すときというのはありますから、すぐにボロボロになるのではちょっと悲しいですね。
今は額面がかっこよくなったので使い込んでも大丈夫かなー。

 2.ポイントがたまらない

ポイントバックが多いのは別のカードでたくさんあります。JCB THE CLASSのポイント還元率は0.5%。年間100万円使えば0.8%、300万円使えば0.85%。1%を超えるカードが多い中非常に少ないと感じます。工夫次第は1%を超えることが可能ですが、ポイントを目指すならわざわざこのカードを持つことはしない方がいいです。
先日5年ぐらい貯めたポイントを15万円分の商品券に交換して0しました。

 3.ステータス感(所有する喜び)が減少

色々なサービスがありましたが、年々改悪された部分がありました。以前はディズニーランド内にある株主さんやお金持ちさんしか使えないレストランクラブ33に抽選では入れたのが今ではそのサービスすらなくなったとか細かいとこで終了したサービスがあります。

ただ何より個人的にはクレジットカードで支払いする機会が減りました。

基本的にはどこでもスマホでSuicaや楽天PAYの支払い、レストラン居酒屋たまにクレカは使いますが、居酒屋でブラックカード恥ずかしい。

よって、クレジットカードをだして支払うという喜びはほぼなくなったと言えます。このようなあこがれは人には必ずあります。いい時計をする、いい車に乗る、きれいな女性と付き合う。
すべては人間の欲と見栄です。
ただ、それって時間が立つにつれて薄れていくものです。
俺のような庶民は分相応でいいんだと思うようになりました。

ま、7年間使ってこのカードを出したらからといって、店員さんや知人、同僚にすごいねとは言われることは一切ありません。
意識してるのは自分だけで、他人は全く興味ありません。

これはあくまでも自己満であり、このカードや他のブラックカードに興味がある所有している人しかわからないネタです。


  • 取得してよかったかどうか

基本的に僕はこのカードを取得した上での価値観すなわちステータスとは最初は自己満足でしたが、今は親孝行と家族のためであり、それが満たされている今日現在は所有する喜びを感じています。特にミラコスタでの事は本当に感動的でした。

ここではJCB THE CLASSのカードをおすすめするのではなく、僕はこのカードをどのように利用してきたかを伝えたかったので、自分の理想に見合うカードを見つけていただきたいと思います。
ちなみに今は楽天カードで楽天経済圏にどっぷりとなり、このカードは全く出番がなくなりました。

投資を始めると節約をきっちりとする必要がある。
今の僕には年間5.5万円の年会費、10年で55万円か。もったいないという思考になっており手放すことを検討しております。


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