「蛙化現象なんて言い訳」とか言ってくる人とは距離を置くしかないって話

こんばんは。蛙持ちのまふゆです。
「蛙持ち」とは頭痛持ちと同じ要領で「蛙化現象を起こしやすい」という状態を端的に表すために私が勝手に作った言葉です。
みんなも使っていいよ。

蛙化現象に苦しんでいた時、もちろん現象が起こってしまうこと自体にも苦しみましたが、何が一番つらいって、この問題を解消したいと藁にも縋る思いでネット検索をしているのにそんな時に限って「蛙化現象なんて言い訳だ。」「別れるときの免罪符に使うな。」「相手に飽きただけだろ。」といった攻撃的なコメントを目にしてしまうことでした。
こういった攻撃的なコメントは、こっちが見ないようにしようとしても勝手に表示されてしまうから困ったものです。しかも、そういう否定的な内容はたとえ数件しかなくてもめちゃめちゃ脳内に残ってしまいます。
実際は2、3件しか目にしていないのに、数百万人に責められているような気がしてしまうのです。

こういう攻撃的なコメントがどうして刺さってしまうかって、それらは全て蛙化現象に苦しんでいる本人が一番思っていることだからだと思います。
私自身、蛙化現象を起こしてしまってお別れをした後、ずっと
「相手に飽きただけなのかも。」
「自分の理想が高すぎるのかも。」
「蛙化現象とかをダシにして、悲劇のヒロインになりたいだけなのかも。」
と、自分を責め続けていました。
そして、「こんなんじゃだめだ。誰かと関わる前に、もっと精神的に強くならなきゃ。」と、自分で自分を精神的に追い込んでいました。
蛙化現象を起こすと人に迷惑がかかるから恋愛しないようにして、恋愛の話(というか蛙化現象の話)をしても周りを暗くさせるだけだからとそういう話題を避けて、そうしているうちに「そもそも自分の性格に問題があるんだ。性格に難ありの自分と関わる周りの人がかわいそう。」と人との関わりそのものをほぼ絶ってしまっていた時期がありました。

そうしてしばらくすると、結局寂しくなって、人恋しくなって、気付いたらネットで話し相手を探していました。そんな頃、運よく一人話し相手を見つけることができました。
その人とはいろんな話をしました。
他愛もない話題から始まって、お互いのことを少しずつ話し始め、お互い全然知らない人同士であるのをいいことにかなり個人的な話もするようになりました。
恋愛の話になって、適当に一定期間交際相手がいたことにしようかな(当時ほんとはいませんでした)、と一瞬思ったけど、なんとなくこの人には嘘をつきたくないと思って蛙化現象を打ち明けました。
その人は、蛙化現象のことを全く知らなかったにもかかわらず、ろくに付き合った相手がいないことを馬鹿にすることなく、周りには「蛙化現象とかじゃなくて、それって本当に好きな人ができたことがないだけだよ」って言われちゃうんだけどね、と言った時には蛙化現象について知らないはずなのに何故か「それは違う」即答してくれました。
そして何故か「蛙化現象を克服したいって思ってるなら協力したい」申し出てくれて、一体何ができるんだろうと思いながら素直に色々話しているうちに好きになり、その人と付き合いはじめ、現在でもうすぐ2年になります。

急な自分語りが挟まってしまいましたが、何が言いたいかと言うと「理解してくれる人は絶対にいる」ということです。
分かる、めっちゃ月並みな言葉ですよね。ごめんなさい。
でも本当に、そう思うのです。

ぱっと目につくのは辛辣な言葉かもしれません。でも、それは一般人の総意ではありません。
どんな分野においても、何を言っても理解してくれない人間はいます。
理解を深めるためには対立する意見を持つ人の対話こそが重要だ、というのは正論ですが、それはたった今蛙化現象に苦しんでいるあなたの仕事ではありません。
蛙化現象のせいで既にHPが削られている状態で、ラスボスに立ち向かう必要はありません。

私は一時期(というか結構長い間)、否定的なコメントを見たくなくてSNSを絶っていました。
同じネット上ですが、不特定多数と繋がるのはやめて、誰か一人とたくさん話すようにしてました。(友達作りのアプリとか)
同じような会話でも、リアルな友達と話すより素直に自分のことを話せるときが、よくありました。

本当は嫌なことを言ってくるような人がいなくなってくれるのが一番ですが、残念ながらそういうことはなかなか起きないので距離を置くしかないかなと思います。
立ち向かう必要ないよ。逃げちゃえ。一緒に逃げよう。
素直に話せて、一緒に解決してくれる人が見つかったら、ちょっとだけ甘えてみてほしい。

いつも以上に脈絡のない記事になってしまった。
いつもいつも、眠くなってから書くからいけない。

また眠くなった時にでも書きます。寝ます。おやすみなさい。

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