蛙化現象と向き合おうとしたけど、うまくいかなかったときの話

こんばんは。蛙持ちのまふゆです。
「蛙持ち」とは、「蛙化現象を起こしやすい(起こすことがある)」という状態を端的に表すために私が生み出した画期的な表現です。
(でも似たような表現を誰かがすでに作ってる気がするので、その場合はごめんなさいでしかない。)

今回は、この記事でチラッと話した、交際直後に蛙持ちを告白してみたけど結局うまくいかなかった話です。
蛙化に関する失敗した話、マイナスな話をいま読みたくないという方は、このページをそっと閉じていただけると嬉しいです。

ちなみに、この話を通して当時の彼氏を責めたり、悪く言ったりするつもりは一切ありませんので、あしからず。

蛙持ちの私ですが、現在付き合ってもうすぐ2年となる彼氏がいます。
その彼氏には交際を始める前に蛙持ちであることを告白していて、この記事でも書いたとおりそれが私の蛙化を克服する一つの大きな要因になったと思っています。

ただ、交際相手に蛙持ちを伝えたのは実をいうとこれが初めてではなく、その前に付き合った方にも、交際直後ではありますが、蛙持ちを伝えていました。
この方とは遠距離になると分かったうえで付き合うことになり、遠距離になった後はメッセージ・通話・ビデオ通話のやり取りしかありませんでした。
(その後もう一度実際に会ったりすることのないまま、数ヶ月で別れてしまいました。)

蛙持ちを伝えた時、当時の相手の反応は「ふ~ん、そうなんだ」「そんな現象聞いたことないけど、そういうこともあるんだね」というような意外にも(?)ふわっとしたもので、もっと深刻に捉えられる(じゃあ自分もすぐに嫌われちゃうんじゃないかと心配されちゃう、など)と思っていた私は正直少し拍子抜けしてしまったのを覚えています。

今振り返ると、私の伝え方が悪かったと思います。
電話やビデオ通話などで直接話をする勇気がなく、その相手にはラインで蛙持ちを伝えてしまっていました。
しかも「長々と書くと面倒に思われるかも」と思い、「過去に、好きになった相手に好意を持たれるとその相手を嫌になっちゃうっていう現象に悩んでたことがあるんだよね。だから、もし急にラインの返信が来なくなったりしても気にしないで。」というような内容を、数行程度で伝えただけでした。

実をいうとこの頃には少し蛙化現象が始まっていて、返答が遅れたときに相手から「大丈夫?」「どうしたの?」と追いラインが来るのを(とっても申し訳ないけれど)正直鬱陶しく思ってしまっていました。
おそらく、この時すでに「あんまり連絡したくない」という気持ちになってしまっていたのもあって、要点だけを伝えるような温度感のない内容になってしまったんだと思います。

今思うと、こんな書き方で相手に深刻さが伝わるわけがありません。
相手も、まさか私がこれまで毎回恋愛をするたびに蛙化を起こしているとは思わず、「そんなことがきっと1,2回くらいあったんだろう」と考えたことだろうと思います。

その後、順調に(?)蛙化現象が進行していき、私からのラインの頻度はどんどん落ちました。
当然、この行動は相手を心配させ、相手からは「大丈夫?」「なにかあったの?」と純粋に心配のメッセージが頻繁に来るようになります。
ついには「俺の事、好きなの?」というメッセージを送らせてしまい、そのとき蛙化ピークだった私はひどいことに「正直、今は好きじゃない」と返してしまいました。
この時、相手からは「俺はどうすればいい?俺のことを好きなら連絡がこないのも我慢できるけど、好きじゃないなら我慢する意味がない。」と言われました。当然の反応です。
こうなると私は、いつも悪い癖のようなものが出てしまいます。
「蛙化という私自身の問題のために、相手の貴重な時間を費やさせるのは間違っている」という考えです。
これは私の本当に悪いところで、いま現在もこの考え方で今の彼氏を苦しめてしまっているのですが、どうしても「こっちの個人的な問題に相手のエネルギーを使わせるのは申し訳ない」と考えてしまうのです。
もちろん相手を思いやるという意味である程度は必要な考え方ですが、こう考えるともう蛙化現象とは一生向き合えません。

でもこの時の私は、蛙持ちと向き合えないまま、相手に対する申し訳なさから解放されて一瞬楽になることを求めて、別れを選択してしまいました。

私には現在大好きな彼氏がいるので、あの時に戻ってもう一度やり直せたら、などとは思っていません。
こんなことを言うと当時の相手にはものすごく申し訳ないですが、この失敗(自分がした駄目な行動)があったおかげで、今の彼氏とは「今回こそは」と思って頑張れたとも思っています。

毎度のことながらうまくまとめられませんが、この記事が誰かの反面教師になったりして、少しでも役に立てば幸いです。
それでは寝ます。おやすみなさい。

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