蛙化現象を克服する際にやってみたらいいかもしれないこと 3選

こんばんは、元蛙持ちのまふゆです。

長年蛙化現象に苦しんできた私ですが、現在は付き合って約2年になる彼氏がいます。
そこで、蛙化現象経験者の目線から、現在恋愛中の蛙持ちに役立つかもしれない「蛙化現象を克服するためにやってみるといいかもしれないこと3選」を紹介していこうと思います。

1.早い段階で、蛙化現象のことを相手に伝える
早い段階で伝えておくことのメリットは、客観的な視点を持てる点にあります。

自分だけでこの問題を解決しようとすると、客観的な視点を持つことがとっても難しくなります。
例えば、交際中に蛙化現象が起きてしまったとき、「自分だけの問題だから」と一人で原因を分析しようとすると、自己肯定感が著しく低い(ことのおおい)私たち蛙持ちは、最終的に自己否定(「恋愛ができないこんな自分なんていないほうがいい」など)や自己完結(「どうせこの恋愛なんてうまくいかない」など)に終着しがちです。
これは問題の解決につながらないどころか、一層問題を深刻化させることになってしまいます。

好きな人や交際相手も恋愛の当事者なので、完全な第三者の視点とは言えませんが、少なくともあなた自身ほどあなたに対して辛辣な思考を持っていない人の視点が入れば、自己否定という非生産的な思考を少しでも避けられるかなと思います。

とはいえ相手に迷惑がかかると感じたり、そもそも相手が「蛙化現象なんて言い訳でしょ」的思考の人だったら自分が傷つくだけなので怖いと思うかもしれません。
(というか私はめちゃめちゃそう思っていました。)

でも、相手に伝えないまましばらく付き合い、相手はうまくいってると思っているときに「やっぱり無理でした。実は蛙持ちなので。」と急に振るほうが迷惑とも考えられます。
それに、相手がそもそも蛙化現象を絶対に受け入れられない思考の持ち主だった場合はあなただけがどんなに頑張っても残念ながらうまくいきようがないので、その人との恋愛は諦めたほうがいいかもしれません。

自分が欠点や汚点と思っていることを相手に伝えるのはものすごく勇気のいることですが、やってみる価値はかなりあると思います。

2.実験感覚で恋愛をする
「実験感覚で恋愛とか、相手に失礼すぎる」と思うかもしれません。
でもこれは「好きでもない人と付き合って、適当に恋愛しよう」という意味ではなく、要は「自分の恋愛を、実験の経過を観察するみたいに客観視してみる」という意味です。
言うまでもありませんが、わざわざ相手に「私、いまアンタとの恋愛を実験感覚でやってるから」なんて伝える必要はありません。

問題を自分事として捉えすぎると、視野が狭くなってしまって、かえって問題を解決できなくなることがあります。
蛙化現象が起きた時、「この感情をおさえないと」「どうやったら嫌悪感なくなってくれるの!」とその問題に固執しすぎると、徐々にパニック状態に陥り、思考停止してしまいます。
なので、その状況を俯瞰して「なるほど、今回はこれがきっかけで嫌悪感が出てきたのかもしれないなー」と他人を観察する気持ちで自分の感情を分析すると、少し気持ちが落ち着くかもしれません。

これをするだけで蛙化現象がなくなるとは言えませんが、蛙化現象が起きるたびにこういう思考を繰り返すことで、自分の傾向を理解できるかもしれないし、もしもそれを相手にも共有できれば「こういうのは避けよう」と一緒に対策を考えられるかもしれません。

3.恋愛中の蛙化現象を、ダイエット中のリバウンドと捉える
痩せることが正義なのかという議論はさておき、痩せたいと思った人がダイエットを始めて、途中でリバウンドしてしまった場合。
はい、失敗。終わり。もうお前は一生デブです。というわけではないですよね。
上手に減量できたり、失敗したりしながら、時間をかけて最終的に自分の理想の体型になれれば、それは成功といえるはずです。

たったいま蛙化現象に苦しんでいる人に「長期的な目で」というのはとっても酷なことだというのは理解しています。
私自身も、蛙化に苦しんでいた間は一刻も早く克服したいという気持ちが強かったので、「まずは自分を好きになって…」なんて書かれた記事を目にした暁には「そんなもん一生無理って言われてるようなもんだわ(自分を好きになる自信なんてなかった)」と憤りを感じていました。

ですが、残念ながら今苦しんでいる蛙化現象を明日克服することはほぼ不可能です。
途方もなく感じてしまうと思いますが、「たった今この瞬間相手への嫌悪感を消したい」という気持ちを一旦置いておいて、「最終的に蛙化現象を克服するにはとりあえず何ができそうか」を考えてみると、少しでも何かを変えられるかもしれません。

とはいえ、もう嫌悪感を抱いてしまっているときにできることなんてあんまりないんですけどね…。
私の場合、相手に伝えて連絡の頻度を減らしたりしたこともありますが、結局「この日までには返さなきゃ」というプレッシャーになってしまって、だめでした。

現在の彼氏には交際前から蛙持ちを伝えていたので、「やばい、なんか蛙化現象起きる気がする」と思った時点で「今日ヤツ(=蛙化現象)が来るかも」と伝えたりしていました。
理由は分かりませんが、事前にこう伝えた日には蛙化現象は全く起きずに済みました。(ただの天邪鬼?)

あと、蛙化っぽいマイナスな気持ちがあるときには仕事が忙しいふりなんかして返信しないで、その日の夜、マイナスな気持ちが少し落ち着いているタイミングを見計らって相手に「いやー、今日ちょっとヤツ(=蛙化現象)が来ちゃってね」と軽く伝えたりもしていました。

そうやって軽いリバウンド(=蛙化現象)を繰り返しながら、徐々に克服していけばいいか、くらいに思えると、意外とすっと克服できるかもしれません。

・・・こんな感じでしょうか。
書き終わってみると、この記事で言ってることとほぼ同じじゃねえかって気もしますが、ちょっとでも分かりやすくなってるといい。

これを読んで「相手に迷惑かけることばっかじゃん」と思った方、そうです、ごめんなさい。私の場合、相手に散々迷惑をかけました。
開き直るつもりもないし、相手には感謝しきれないほど感謝していますが、でも人間関係ってそういうものじゃない?とも思っています。
種類や程度の違いはあれ、人とある程度深く関わるとどこかで相手に迷惑をかけたり、その気がなくても不快にさせたりしてしまいます。
ずーっと付き合っていけば、相手があなたに迷惑をかけることだってあるはずです。
だからちょっとだけ自分の蛙化現象を許してあげて、ちょっとずつ何かを変えていったらいいんじゃないかなと思います。

ところで、3つ目のリバウンドについてもう一言だけ言うと、「別れてしまったら失敗」というわけでもないと思っています。
人にはどうしても相性というものがあるので、頑張ってみてもうまくいかないことはあります。
いま付き合っている人とうまくいかなかったら終わりということもないので、もちろん蛙化現象が理由で別れたくなんてないかもしれませんが、今回の恋愛で諦めちゃったからといって一生克服できないというわけではないことも、頭の片隅に置いておいてくれたらいいなと思います。

3,000字弱も書いちゃいました。長すぎます。
ここまで読んでくださった方がもしいらっしゃったら、本当にありがとうございます。

寝ます。おやすみなさい。

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