ゆる〜くはじめよう!中国語 (2)中国語の漢字を書いてみよう
大家好!カエルライフの朱虹です。
ちなみに“大家好 dàjiā hǎo”は「みなさんこんにちは」という意味です。テレビ番組の冒頭などでよく出てきます。“大家”は「みなさん」の意味で、“好”はあいさつなどで使われます。
将来、人前で話す機会があればきっと使うと思いますので、ぜひおぼえておきましょう。
さて、今回からは中国語の漢字について、二回に分けて勉強します。
中国語の漢字は2種類ある
実は中国語の漢字には、「繁体字」「簡体字」という2種類の漢字があります。
繁体字は、もともと中国語で使われてきた画数の多い漢字で、現在は台湾、香港、マカオで使われています。日本語の旧字体に似ていますが、全く同じというわけではありません。
繁体字で書かれた香港の看板群(Photo by arnie chou on Unsplash)
中国大陸は「簡体字」
一方、簡体字は中華人民共和国の成立後、識字率の向上や教育普及などを目的に、字画数を減らして簡略化したものです。現在は主に中国大陸とシンガポールで使われています。
私たちがこれから勉強する中国語では、簡体字を使います。
簡体字で書かれたセキュリティチェックの案内板
簡体字と日本の漢字の比較
日本で使われている漢字は、簡体字と同じもの、繁体字と同じものもあれば、そのどちらにも属さないもの(和製漢字など)もあります。
簡体字は日本の漢字と比べてもかなり違って見えるものが多く、初めての方にとっては一見とっつきにくく感じるかもしれません。でも、次回に紹介する分類を覚えておけば、意外と早く習得できるでしょう。
次回は、さまざまな簡体字と、効率よくおぼえるコツについて紹介します。