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卒業アルバム「未来の自分にメッセージ」

卒業式を明日に控えて、
一足早く、卒業アルバムを持って帰ってきました。
クラスのページに、自分へのメッセージを書いてあるのを見つけて、ぶーのメッセージを探したら、

「自由に生きていますか?」

とありました。思わず、笑いましたが、
なんとぶーらしい言葉と感心しました。

昨日、とっても久しぶりに、幼稚園一緒だったママ友とランチしました。
その幼稚園、実は、ぶーは年中の最後にクビになりました(笑)幼稚園退学、、そんなことあるのか?と当時はびっくりしましたが。
理由は、行動が衝動的だから、だったように記憶しています。とにかく、視覚優位のぶーは、好奇心旺盛で、目に飛び込むものにすぐに心を奪われて、先生の注意も聞かず、そこに向かって走って行きました。そんなぶーなので、衝動的といわれれば、その通りです。元気でじっとしてなくて、目を離すといなくなる、とても子どもらしい子で、幼稚園の先生としては、安全を確保するのに疲れてしまったようでした。もしかしたら、おとなしい子のママからクレームもあったのかもしれません。
そんなぶーのことを、その当時を知っている彼女は、振り返って、「生きるエネルギーに溢れてる子、みてると元気になる子、今をキラキラ生きてる子」と表現してくれました。
よく言えば、確かにそうで、そんなふうにぶーのことを思ってくれていて、有難いです。私には、謝ってばかりの、苦い幼稚園ママ生活でしたが、そんな言葉に救われました。

明日は、小学校の卒業式を迎えます。振り返ってみると、先生に怒られる毎日を過ごしたぶー。でも、友だちがいる学校は、彼にとっては、かけがえのない居場所だっただろうし、心の底から笑える場所だっただろうと思います。
学校にはルールがあることを学び、そのルールにも納得してできることも、そうでないことも、両方あることを学び、理不尽な思いもし、それでも共に学ぶ楽しさを知り、人は間違ったり失敗したりするけど、それを許し受け入れ、価値観の違う友だちとも対話しどう解決するか考えることの大切さを知り、そして、自由には、責任がともなうことを学んだ、そんな貴重な小学校生活だったのだろうと、思います。

その結果、出てきた言葉が、

自由に生きてますか?

だったことに、成長を感じしまた。
10年後、20年後、「もちろん!」と答えるような生き方をしてくれるだろうと、親バカかもしれませんが、そう思っています。

ただ、ぶーの現在地からこの先の道のりに、親として、不安はもちろんあります。
ぶーが思う存分自由に生きるには、この日本社会は窮屈かもしれないと心配です。
ミスや過ちに対する過剰なバッシングは、小学校の中にもありました。先生もそうで、忘れ物などミスをした子に、見せしめのように皆んなの前で罵倒し罰を与える、それをみた子どもたちは、ミスをした者をそのように扱うのは正しいこと、と勘違いしてしまう、ちょっと恐ろしさも感じる状況です。小学生の子どもにもプライドはあります、それを無視した先生たちの指導が、今の寛容性の乏しい日本社会を作ってしまってる気もします。もちろん、学校の先生だけではなく、親も含め、社会の大人たちが、ミスした人や過ちを犯した人を非難することを正しいとする価値観をもっているように感じます。

今、日本に必要な教育は、許して受け入れることの大切さを伝えることなんじゃないかと、思います。
ミスすることを恐れて、萎縮してる子たちが、将来、自由に生きられるとは思えません。
どうか、社会が、もっと寛容になりますように!
子どもたちはもちろん、大人も、のびのび生きられる社会になれば、
日本も、まだまだ活力のある国になれるんじゃないかと思います。

そんな国から世界に羽ばたき、
広い世界を冒険する、
日本の子どもたちを想像するとわくわくします。

ぶーには自由に生きてもらいたい!

そのために、まずは、私が自由に生きてみよう、
と決意することから。

さぁ、明日は卒業式、
楽しみでもあり、寂しくもあり。
ここから、また始まります!

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