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キレて怒る、学校の先生

今日も先生、キレてた!と、
毎日のようにぶーが報告してくれる。

今日はどうやら、
クラスメイトが、赤白帽を忘れたらしい。
そしたら、先生がキレて、怒り出し、
「体育があるのに、なぜ持ってこないんだ!」
「体育、やる気ないんだろう」
「やる気がないから、忘れてくるんだ!」
などと、怒鳴り始めたようで、
ぶーは、なぜ先生がキレてるのか、全く腑に落ちない、いみふーだよ、と。

ぶーが、言うには、
なぜ忘れたか?と言われても、
理由は思いつかない、
思い出せなかったから、忘れた、
としか答えられない、
大人はそんなこともわからないのか?
そんなことを大声で怒鳴って聞くのはおかしいよ、と。
そのクラスメイトは、体育好きな男の子。
だから、体育の授業、やる気はもちろんある。
やる気があることと、赤白帽忘れたことは、全く関係ない、
それなのに、やる気がないと決めつけて、キレて怒るのは、やっぱりおかしいよ、と。

なるほど、ぶーの言ってること、
その通りだと思う、だから、
じゃあ、そういうふうに先生に言ったら、どうかな?と、言ってみた。
「体育やる気はあります!だけど、赤白帽、家を出る時思い出せず、忘れてしまいました、ごめんなさい」と言えば、先生も納得してくれるのではないかな?と。

それは、絶対ダメ、
何か言えば、火に油、
「言い訳するな!」
「言い訳するのは、反省してない証拠!」
と、さらにキレて炎上する

と、ぶーは、自分の体験を踏まえて、
確信をもって力説する。

先生がキレてる時は、
「すいません」以外、言ってはいけないそうで、「すみません」と何度も言っても、
心から反省してないだろう!
とかイチャモンつけて、
結局、先生が自分の怒りが収まるまで、
グチグチいい続けるから、
子どもは、ひたすら先生の怒りが収まるまで待つしかないのだと。
だから、先生は、自分が納得するまで自分の怒りを子どもにぶつけるから、そのあとはスッキリするだろうけど、子どもは本当に疲れる、ということらしい。

なぜ学校の先生ってキレて、怒鳴って、怒るか?
たかが忘れ物で。
これが、友だちを傷つけた、という理由とかなら納得する、ぶーもそれなら自分が悪かったと反省するし、怒られても納得できる、と。
忘れ物も、もちろん、よくないと思うが、本人が困ったり恥ずかしい思いをするだけなのだから、短く注意すればいいだけでは?と。
先生がキレて怒鳴って怒っても、
申し訳ないけど、子どもは、
「うるさいな、はやく終わらないかな」
「あんな大人になりたくない」と思うだけで、
先生を尊敬できず、信頼関係も築けず、
いい影響は何ひとつない、と思う。
それなのに、キレて怒鳴って怒る先生が多いのは、なぜなのか?
自分の感情コントロールができない先生、いや先生だけじゃなく、そんな大人が多いからかもしれない。
子どもの納得より、自分の納得を求めて、怒りを子どもにぶつけてる、その自分の姿を、客観的に見れるといいけど、なかなか難しい。
すぐキレる先生も、自分の親や先生が、すぐキレる人だったのかもしれない、そう思うと、可哀想でもある。でも、そのループを、断ち切らないと、もっとキレる子が増えるだけのように思う。

先生の仕事はブラックと言われるし、
ストレスが多く、
だからキレやすいのかもしれないし、
または、キレて怒鳴ってないと、子どもに舐められるのかもしれないし、
それで学級崩壊になれば、校長や保護者などから、圧がかかり、それを恐れているのかもしれないし、、。

それでも、学校の主役は子どもたちのはず。
保身のためや手間を省くために、 
子どもたちを恐怖や罰で抑えつけるのではなく、
どうか、子どものほうを見て、
対話し、子どもの声にも耳を傾けて、
よりよくなるよう導いていただきたいと、
心から願う。
先生と子どもの対話ができてないと感じる。
先生は大変な仕事だと思うし、
だからこそ感謝もしてるし、
保護者として協力できることはしたいし、
だから、将来を担う子どもたちのために、
なんとか踏ん張って、あきらめず、
日本の学校の先生に、志と誇りを持って、
キレずに指導してもらいたいと願ってやまない。

ぶーも、穏やかに、残りの小学校生活、楽しめますように❤️

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