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日本三名泉を制覇したい

昨年11月に日本三名泉のひとつ、下呂温泉のある岐阜県下呂市に取材の仕事で行った。

仕事そのものは温泉と全く関係がないのだが、取材先の人が勧めてくれた温泉つきの宿に泊まった。

それまで下呂温泉は名前くらいしか知らず、日本三名泉のひとつであることや、名古屋から特急で2時間弱の山間部にあるということを行ってはじめて知った。
川沿いの山が開けた場所に宿が並び、いかにも温泉街という趣の街並み。
時間がなくてあまり歩けなかったのが惜しい。

同じ宿に同行者が泊まっているが業務のとき以外は単独行動ということもあり、滞在時間は短いながらもしっかり温泉に入った。
(それ以外に楽しみがなかったとも言う)

で、このお湯がなんだかすごく良かったのだ。

お湯は無色透明で特に匂いもないが、とろみがあるなめらかな肌ざわり。
お湯を出てからも温かさが持続し、何より肌がすべすべしている。

「温泉に入っただけなのに、肌がすごく調子いいんですよ」

と同行者がしみじみと言っており、
さすが「日本三名泉」と掲げるだけのことはある、というのが私たちの結論となった。
あとで調べたところによると、下呂温泉は美肌の湯として知られているそうだ。
温泉宿を勧めてくれた取材先の人は市内の賃貸マンションに住んでおり、お風呂に温泉が出るらしい。うらやましい!

土産物屋に天然温泉の成分を使った湯の花(入浴剤)があったので買った。

パッケージのデザインはもう何十年も変わってないんだろうなー

実際の温泉にはかなわないけれど、お湯にとろみが出て肌ざわりなめらか。
すぐに使い切ってしまった。

残りの2つも行きたい

そんなこんなでお湯に満足した下呂温泉。
こうなってくると、気になるのが「日本三名泉」の残り2つだ。
どんなお湯か体験してみたいと思い調べてみた。

群馬県 草津温泉
自然湧出量日本一を誇る草津温泉は強酸性で殺菌力が高く、「恋の病以外は治す」と言われています。

兵庫県 有馬温泉
茶褐色の「金泉」は塩分濃度が高く保湿効果が持続します。対照的に無色透明の「銀泉」はサラサラとした湯ざわりが特徴です。

岐阜県 下呂温泉
アルカリ性単純泉です。なめらかな肌触りが特徴で、化粧水をつけたような美肌効果があります。
https://www.knt.co.jp/yado/sp/onsen_3meisen/

日本三名泉を調べて真っ先に思ったのは、
「有馬温泉、兵庫県ならムラ遠征のついでに行けるな!!」だった。

「ムラ」は宝塚ファン用語で宝塚大劇場のこと。
有馬温泉は宝塚から1時間とかからないそうなので、これはいずれ行くの確定。

残る草津も、私の住んでいる場所からは片道3~4時間ほど、家族で行けそう。
実現可能性が見えてくると、途端に楽しくなってきて、隙間時間に調べたりしている。

漠然とした「いつか行きたい」よりもっと具体的な「そのうち行く」はとても楽しい。
とにかく早く、気兼ねなく旅行できるようになってほしいなあ。

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