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【コラム】「さかとケ」もりあげるために!

こんにちは。帰る旅研究会のプロボノメンバーで、さかとケエバンジェリストを目指しているおっぎーです。

地域との関係性・つながりをつくる役割

2023年1月上旬に一般社団法人 雪国観光圏主催の「帰る旅プロジェクトエリアファシリテーター育成研修」に参加しました。
雪国観光圏内の市町村の観光事業者の方々と帰る旅プロジェクトメンバーが参加し、改めて帰る旅の思想や、今までの取り組み、そして、これから帰る旅を他の地域や宿でも展開できるよう、来訪者と地域の関係性を結ぶ役割を担うエリアファシリテーターとして学ぶ機会でした(エリアファシリテーターは、関係性クリエイターとも内部で呼んでいます)。

帰る旅の概念

最初に帰る旅プロジェクトの共同代表である、雪国観光圏井口さんとじゃらんリサーチセンター北嶋さんからのお話があり、「新しい旅の概念を作っていく」という話を聞いて、先進的な取り組みへ参加させてもらっている喜びを感じつつも、これからも自分ができることを精一杯、楽しみながら貢献していきたいと改めて思いました。

「帰る旅」は新しい言葉の概念だと思います。

帰る旅のロゴは、毎年同じ場所に帰るツバメのマーク

言葉の定義としては、北嶋さんから下記3点のように説明がありました。

・旅行行動としては何度も、ある地域へ、ある場所へ通う旅・帰る旅
・いらっしゃいませではなく、おかえり・ただいまから始まる旅
・旅先の人たちと 、一方通行の関係性(例 宿の人 お客様)ではなく 、相思相愛 の関係性を築くことで「帰る場所」ができ「帰る旅」となる

なるほど、確かに自分が現状、行動していることで置き換えてみるとこんな感じかなと思いました。
<私の場合>
・何度もある地域へ、ある場所へ通う旅・帰る旅
⇒「新潟県南魚沼市」「ryugon」へ通う・帰るようになって丸6年。
地域の方と多く知り合い、
ご縁あって六日町の宿「ryugon」さんともかかわらさせてもらっています。

・いらっしゃいませではなく、おかえり・ただいまから始まる旅
⇒ryugonでプロボノ活動を重ねていく中で、
ryugonスタッフの方にも自分のことを覚えてもらって、
気軽に声をかけてもらえるのと、
自分も少なくともよく接する方は顔と名前は一致していると思い、
南魚沼市へ帰ってすれ違った際は
「おかえり」「ただいま」の会話から始まるようになってきました。
中には『いつからこっちに住むの?』と言われることも(笑)。
自分のことに関心持って、仲間として受け入れてもらっていることを
行くたびにうれしく思っております。

・旅先の人たちと 、一方通行の関係性ではなく 、
相思相愛 の関係性を築くことで「帰る場所」ができ「帰る旅」となる

⇒双方向の関係性を築き上げていくには、プロボノ活動もいいですが
やはり、プライベートな時間にコミュニケーションとれるようになると
より相思相愛の関係性を築きあげられるのではないかと思います。
少しずつ近づいているのかな…と思っております。

さかとケはボーダレスな場

次に会員制ワークインレジデンス「さかとケ」を作った理由について井口さんから説明があり、中でも

  • 遊ぶ≒学ぶ≒働く≒暮らす

この言葉がとても印象的でした。
全ての行動がボーダレスであり、自分もプロボノとして働くことは、働いてはいるものの学ぶ≒働くで、これにさかとケが加わると遊ぶ≒学ぶ≒働く、南魚沼へ定期的に通うことまで含めると遊ぶ≒学ぶ≒働く≒暮らすになるのではと、井口さんの説明を自分の活動へ当てはめてみました。
日々の活動において、今までバラバラだったものが、点から線になりつつあることが、この活動を通じて自身体感しているし、改めて強く思いました。

本日も読んでいただき、ありがとうございました。
読んでいる皆さんのとっての帰る旅先が見つかればいいな!と思っております。

空気が澄み渡った晴天の雪国

<プロジェクトの概要>

●「帰る旅」とは?

・何度も、ある地域へ、ある場所へ通う旅・帰る旅、いらっしゃいませではなく、おかえり・ただいまで始まる旅
・旅先の人たちと一方通行の関係性ではなく、相思相愛の関係性を築くことで「帰る場所」ができ「帰る旅」となる。
・そのための場と関係性をつくる実験的なプロジェクトを、一般社団法人雪国観光圏がじゃらんリサーチセンター(株式会社リクルート)が協働で取り組んでいます。
※帰る旅公式サイト

●ワークインレジデンス「さかとケ」は
5時間のワークが宿泊料代わりになる新スタイル

・帰る旅の拠点となる「さかとケ」は新潟県南魚沼市の「古民家ホテル ryugon」敷地内の一角にあります。全4室のシングルルームに泊まりながら宿しごと(5時間)+自室清掃を手伝うことで宿泊料が免除になる、プロボノワーカーのためのワークインレジデンスです。
・例えば、有給休暇をとって異日常体験をしてみたい人、日中はリモートワークをしながら暮らすように旅する体験をしたい人、大学の授業の一環で地域の中で実証実験をしながら滞在したい学生、など使い方はさまざま。
・この場所を拠点に、域外から来た人が、土地に住む人との関係性を育み、「帰る旅」を一緒につくる仲間となればと考えています。
※さかとケ公式サイト

●帰る旅プロジェクトは、「帰る森(森の保護+価値創造)」「帰る農園ランチ(ワイナリーでお手伝い)」など、多様な切り口で活動中

どれも現在は数名の小さなプロジェクトです。それぞれ部活のようなイメージでしょうか。自分の興味ある活動に気楽に参加して、「帰る旅」を楽しむ、一緒につくる仲間を募集しています

※帰る旅公式サイト

※帰る旅公式Twitter





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