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スモール・オーになりたい

教科書に載っていた、木と少年の話し「おおきな木」で有名な、シェル・シルヴァンスタインの、絵本、「ビック・オー」と「続・ビックオー」。

僕の大好きな絵本なんだけど、その中に出てくる、スモール・オーに、僕はなりたいんだ。

きっとなれる。

だけど、何処か怖い。自由になるのが、怖い。自由になれたら、僕はきっと何処へでも行ってしまうだろう。

心の奥底の何処かで多分、ココを離れたくない自分が居るんだろう。

不満を口にした所で、そこから他へ移動しないならば、それなりに居心地が良いから動きたくないんだろう。

だって、本当に嫌なら、すぐに移動するさ。移動すれば良いだけなのにさ。それでも、そこに留まるのは、やっぱり何処か未練があるんだろう。

スモール・オーになれなら、何処にでも行ける。僕1人で旅立てることを意味する。嬉しさもあるだろうけど、何処か寂しさも感じるんだ。

だから僕は怖いんだ。

自由になりたいと願いつつ、何処か心の奥底の自分は、自由になるのが怖いんだ。

それでも、スモール・オーになりたい。

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