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知ることと見えること

もうすぐ茅ヶ崎からマイクロプラスチックが届く。
続いて、喜界島からも。

一昨年、喜界島に行った時にはマイクロプラスチックには気が付かなかった。

間違いなくあったのだと思う。
視界には入っていたのだと思う。

でもマイクロプラスチックという名前、存在を一昨年の夏はまだ知らなかった。

人は往々にして知らないものは見えないものだ。

網膜はその姿を捉えていても脳が認知しない。

まだ青という言葉を知らない赤ちゃんが、青い空や青い海を見た時に、赤ちゃんの網膜は青い色の波長を受け取り、それを信号として脳に送っているのだろうけど、脳には「青い」という言葉の認識が無いから赤ちゃんは青い空や青い海を見ても、青い空や海を見ていないのだと思う。

だから人間は知る事が大切。

マイクロプラスチックの事も、地球温暖化の事も。
何が起きているのか。

知らないと何もできない。

そして、

僕らはカエルデザインとして、できることを精一杯するだけ。

誰とするとか、あまり重要ではないようにも思う。

共感していただけるなら誰とでも。

そのことで海岸のプラスチックゴミが1個でも多く減り、そのことで1匹でも多くの海の生き物の命が救われるなら。

知ったからには、知らん顔できない。

行動しなきゃ。

カエルデザイン クリエイティブディレクター 高柳

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