レコードの収納と保管について考える

レコードを収集していくと 必ずぶち当たる収納の問題について 考えて生きたいと思います。

買い始めの頃はダンボールに入れてたのですが 12インチだと入れる箱自体も大きいし 所有枚数が数１００枚となってくると、床一面レコ箱だらけになって 上の空間を生かす為に棚を買う事になる。

私はレコード収納棚としては たぶん一般的なＬＥＸ ＢＯＸを重ね置きして使っています。

長年ＬＥＸ ＢＯＸを使った感想として、

良い点

かなりの重量になるレコードをギッチリ入れててもへたら無い頑丈さ。積み重ねて置いても大丈夫。安価なカラーボックスのような奴をレコード収納に使うと、重さに耐えられず変形したり割れたりすると思います。

縦置きでも横置きでも、ジャストサイズで綺麗に収納できるのでスペースを有効に使える。（ただし弊害あり）

悪い点

良い点だったジャストサイズですが、その弊害として出し入れに気を使わなくてはならないです。多少の余裕はありますがジャケットが完全に出るまで上下にブレないようにしないとジャケットを棚の角に擦って傷つけてしまいます。特に上下の棚は擦りがちなので要注意です。

対策としては、口を外向けに収納し、ジャケットを出すのではなく直接レコードを取り出すようにすれば大丈夫だと思います。

またレコードの上部に指を入れられるほどのスペースが無いので横から手を入れて引き出す事になるのですが、ギチギチに入れてしまうと指を入れにくくなってジャケットを潰してしまう原因にもなるので少し空けとく方が良いと思います。

これから棚を買おうかって方は、多少余裕ある物を選んだ方がストレス少なくて済むかもしれません。

７インチは今のところ ２Ｌｘ６の飲み物の箱の下半分を使う庶民の収納をしていますが、そろそろ上の空間を利用を考える時期がきてるかもしれません。

７インチ用の棚もあるみたいなのですが ほとんどが紙っぺらのジャケットなので 何となく棚に入れるイメージがわかないです。ちゃんとしたジャケットを買って入れ替えると結構お金かかるしなぁ。

7インチレコードの保管について思った事を少し、ジャケットの見栄えが良いだろうと薄手のカバーを買ったのですが 失敗しちゃったかなと思ってます。ジャケットは綺麗に見えるようになりましたが、薄いが故に曲がりやすく、仕切り板を入れてないと出し入れしてるうちにシワを作りそうです。厚手のカバーだと あまり曲がらないので仕切り板がなくても大丈夫そうですが、リングウェアを防ごうと思うと結局は仕切り板がいりますね。１２インチのＵＫ盤に多い薄いジャケットも、リングウェアが出来やすいので仕切り板を使ってレコードと分けると防げます。

７インチは１２インチと違って、内袋がレーベル独自の物がほとんどで 痛んでしまうと同じ物は売ってない（と思う）ので 同様の内袋の為に同じ内袋使っているレコードを買って移植するしかない。なので、こだわる方は元から汎用の内袋を用意して使ってたりします。

7インチのジャケットは だいたい裏側に歌詞が載ってるので 良く聞く好きなレコードほど見たくなります。しかし、取り出し回数や直にジャケットを触ると読み癖がついたり、シワや汚れの原因になるので 全くの別のスリーブに収納して表裏見えるように すればいいのかなと考えたりしますが２つ折り３つ折のもあるしなぁ・・。

最後にこんな事書くのも どうかと思うけどレコードは聞いてナンボな物だし聞けば聞くほど消耗するのは仕方ないので過剰な保護はせずに聞き倒して、ジャケットがボロボロになってるのも カッコいいなぁと感じる事があります。

結論：自分のやりたいようにすればいい。