2020年7月17日(金)

声帯それ自体も、何を話すべきかを考える脳の部分も疲弊していたから、万全の状態であるときでさえ聞き返される頻度が他人よりもあきらかに高いこの声を発することがとても難しいように思える日だった。昼ごはんは何を食べたらよいのかわからなくなったので、しばらく歩いてそのわからなさをはっきりと自覚したときに目の前にあったフレッシュネスバーガーに、吸い込まれることにした。それの美味しさ自体はともかくその瞬間の私にとってその選択が正解かどうかはわからないが、正解かどうかわからない食べ物に900円も使っていることは、おそらくは不正解だった。

#日記  

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