2020年8月10日(月)

家から一歩も出なかった。今日は事前に宣言していたわけではなく、外出する可能性もありますよ、という含みを自分に対して唆していたけれども、外に出ることは叶わなかった。本当は散歩と本屋に行き、できれば大きな川の遊歩道を見ておきたかったのだが、暑さに阻まれた。畳の目が皮膚の至るところに刻まれた。何を読んでも、活字の羅列が網膜の表皮に留まっているだけで、意味として脳や心まで到達しなかった。パックの麦茶を作っておくことを回避するために可能な限りちょい残しをしているのが露見し、平謝りするほかなかった。

#日記  

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