2020年8月21日(金)

これを読むために特に予定もないのに平日に休暇を取ったのだ、というわけではなかったけれどもそうであるかのように朝から読み始めた磯崎憲一郎の【日本蒙昧前史】が面白い。語りの密度と横滑りの、スムーズであるかのようでいて強引さも感じさせる奇妙な手触りの連続が、ずっと面白さを持続させている。伏線や起伏も何もなく、ただその瞬間の愉快さの強度を高めることに注力した文章。午後は外出し、夜はチヂミを食べた。前回よりも円形を維持したまま焼き上げ、皿に盛ることができた。

#日記  

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