2022年7月4日(月)

あさ家を出るときには靴を履く、トータルコーディネートを考えて履くものを選ぶということはしていなくて、というかどれを選んでも無難になるような靴と服ばかり買っていて、そうすると結局は着脱の容易さが唯一最大の選択基準になってきて、だから普通の紐靴は論外ゆえに絶対に購入しないという域には辿り着いていて、アッパーに伸縮性のあるサロモンのスリッポンと踵のないnew balanceのミュールみたいなやつとナイキの足袋のようなサンダルを軸にしているのだが、もう一足が中々定まらない。着脱の煩雑の度合いが低いものを選ぶという方針はあるが、どこまで容易であれば許せるのかという閾値を見極めるには、実際にそれが靴箱に置かれている生活を送ってみるよりほかない。例えば紐はあるけどゴム製で踵自体にも伸縮性がある靴、紐もあるけど結ぶタイプではなくいわゆるロックレースであるという靴、サイドゴアブーツ。これまで数々の挑戦をしてきたが明らかに履かれる回数が少なかった、そのまま売却されていった。そのような中、新たな可能性としての靴を少し前に買った、甲の付け根についたダイヤルを回していくと締まっていって、逆にわずかにカチッとやると一瞬で緩めてくれるという代物だ。今日履かれるだろうか? と期待していたがそれは選ばれなかった、元々の履きやすさに加えて私の足型にすっかり馴染んだサロモンに、自然と足を通していた。

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