2021第一回合同実験会を開催しました!

今月16日に大阪高校にて関西大倉高校さんと合同でワカレオタマボヤのDNAを抽出する実験を行いました!!コロナ禍ということもあり、全員参加はできませんでしたが、それでも有意義な1日を過ごせました。
専門用語もあり少しもずかしい(半年前の自分ではぜったいに理解できないです笑)ですが食らいついてきてください。

前に書きましたが、僕はワカレオタマボヤという海洋プランクトンの研究を行うチームチームに所属しています。僕たちの研究のとりあえずの目的は魚のえさとなるプランクトンの餌となるオタマボヤという生き物にとって住みよい海とは何かを調べるということです。
僕たちが行おうとしているアプローチの1つである、環境DNAを用いたオタマボヤの個体数調査にはオタマボヤの「プライマーDNA」というものが必要なのですが、まだ発表されていないので自分たちで見つけようということで実験を行うことになりました。大阪高校がムギツクという大阪で絶滅危惧種とされている生物の調査でDNA抽出を行っているので、大阪高校が関西大倉高校に技術を教える講座の役割もかねての合同実験会でした。

午前中にオタマボヤについてのお話を聞く&抽出のためのオタマボヤをもらいに大阪大学の小沼先生(オタマボヤを使い発生学の研究をされている方です)の元へ。オタマボヤの飼い方などを教わりました!
とりあえず学校でも2週間を目標に飼ってみようと思います。



実験は1年生の子が進めていきサポートや要所要所の説明を二年生が行うという形で行いました。質問や説明もあり、両校にとって非常に有意義な時間になったと思います。遠心分離機(実験でカギとなる機械)のふたを閉め忘れるなどのアクシデントもありましたが、実験は無事成功。
その後、今後の活動について話し合い、解散となりました。

普段はオンラインで会議を行っているのですが、やはり実際に合うことで得られる情報や経験があると感じ、コロナ禍に配慮はしながらもオフラインで研究をすすめていきたいなと感じました。明日からは春休みなので、研究に向けて個人でできること(主に飼育の用意)を進めていこうと思います。

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