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十善戒の「不綺語戒」について

【開運霊学から見た「綺語」の災いについて】

こんにちは〜

『開運霊学マスター』のしゅんしょう先生です。

不綺語 (ふきご)とは無意味に飾り立てた言葉を使わないということです。

相手に気に入ってもらいたい、注意を引きたい時などに心にもない「綺麗事」や「お世辞」を言ってしまい相手を褒めたりしますが、これは嘘をつくことになってしまいます。

無駄話はせず実のある真実の言葉を話ましょう。

と言いましても、ある程度の綺麗事やお世辞は楽しい会話には必要だと思います🥳

ただ「過ぎたるは及ばざるが如し」と言います。

何事も加減が必要なのです。

まだ二十代の頃、本山で仏教の勉強会がありました。

毎月、とある有名な仏教学者の先生の講義を聞くのですが、これが言葉に一つの遊びも隙も無かったので数年間続いた講義でしたが最初から最後まで何を言っていたのか分かりませんでした🥳

お恥ずかしい話です🙇🏻‍♂️

さて、結局は度が過ぎた「お世辞」や「綺麗事」或いは本当かどうかも分からない「噂話」などは相手を傷付けたり、惑わしたり、相手の大事な時間を無駄にしたりします。

相手を傷付ければ、相手からの恨みの念を受ける事になります。

相手を惑わせてしまうのも結局相手からの悪い念を受けるのです。

また、無駄話で相手の時間を無駄にしてしまうのは、相手の時間を盗むと言う事になります。

相手の時間を盗むと言う事は、相手の寿命を縮めているのと同じ事になるので罪は大きいです。

ここは良く考えて見て下さい。

今のTV番組は、為になる番組は少なく、多くの番組が時間潰しにしかならないように思います。

これも一緒です。

つまらない番組を作成している人達は視聴者の人生の大事な時間を無駄に過ごさせています。

これは、視聴者の寿命を縮めている事と同じです。(寿命を縮めているとは、本来もっと有意義な時間を過ごせる筈なのにその寿命の一部を無駄に過ごさせる?盗む?)

賢い人は、それを承知で無駄なTVを見ないようにしているようです。

人によって何が役に立つかは十人十色なので何とも言えませんが、番組の制作者の罪(業)も意外と重いと思います。

逆に言えば素晴らしい番組の制作者は多くの人々から良い念を受けます。

また、有益な知識や感動を与える事は多くの人に「お布施」をしている事になります。

番組制作で大変な苦労をされても必ず報われるものです。

「人間は与えたもの以上のものを手に入れる事が出来ません」

また、逆に言えば誰かに与えてしまったものは「善悪」共に必ず自分に返って来ます。

ここを気を付けて「不綺語戒」を守って行くようにしたいものです😊

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