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四季のフォトスポット

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主として関西地区のフォトスポットを季節別にまとめました。 今後、撮影時期の2か月前に記事を追加する予定です。
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2024年1月の記事一覧

四季のフォトスポット・早春       1.滋賀県

1.1近江八幡・八幡堀近江八幡市随一のカメラスポット  八幡堀は天正十三年(千五百八十五年)に豊臣秀次が八幡山に城を築き開町したことに始まる。  秀次は、八幡堀と琵琶湖とを繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させることで、人、物、情報を集め、さらに楽市楽座制を実施することで城下を大いに活気づけたといわれている。 心安らぐ八幡堀遊歩道  春には桜、夏には柳、秋には紅葉、冬には雪景色と四季を問わずカメラマンが訪れる近江八幡市随一のカメラスポットだ。  花のない一月は、カワ

四季のフォトスポット・早春」       2.京都府

2.1城南宮の梅林と落ち椿 しだれ梅と落ち椿の見事なコラボ 城南宮は、毎年しだれ梅と落ち椿が同時に撮れる絶景スポットだ。  花びらのピンクが際立ち、散り始めのしだれ梅もあり、花びらの絨緞が見られる。  また、落ちた椿が、苔の上 一面に広がり、いろいろな要素が加わり、ワンシーズンに幾度とない景色を作っている。咲き具合や時間帯、風の影響などで、さまざまな表情を見せる「しだれ梅と落ち椿」のつくる絶景だ。 2.2花尻の落ち椿 椿散り敷く花尻の森  京都の市街地から鴨川、高野

四季のフォトスポット・早春       3.大阪・4.奈良

3.大阪府3.1大阪城梅林 早春には色とりどりの見事な花をつけ、訪れる人たちで賑わう大阪城梅林。内濠の東側、約1.7㏊の広さに約1,270本の梅が植えられている。早咲きから遅咲きまで百品種を超え、毎年1月~3月頃にかけて見ごろとなる。 3.2万博公園・日本庭園 椿が早春を告げる日本庭園  日本庭園の早春は椿が主役である。  3月上旬に訪れると、竹藪の緑と椿の赤が描くコントラストが美しい。  蒼い池とネコヤナギの白のコントラストが美しい  コブシは早春に、葉が展開する

四季のフォトスポット・早春      5.兵庫県

5.1灘黒岩水仙郷500万本の野生の水仙が風にそよぐ灘黒岩水仙郷 灘黒岩水仙郷は、今から約180年前に付近の漁民が海岸に漂着した球根を山に植えたのがだんだん繁殖したとされている。   今ではここ淡路島の南部に位置する標高608mの諭鶴羽山系から海を臨む45度の急傾斜7ヘクタールにわたって500万本もの野生の水仙が風にそよいでいる。  花は一重咲きの野生のニホンスイセンが中心で、わずかに八重咲きの花も混じり、1月を中心に12月下旬から翌年の2月下旬まで付近一帯、甘い香り

四季のフォトスポット・早春            6.和歌山 7.三重 8.愛知

6.和歌山県6.1南部梅林一目百万香り南部梅林   和歌山県日高郡みなべ町晩稲に位置する南部梅林は、約八万本の梅が栽培されている日本最大級の梅林としてしられている。  「一目百万、香り十里」といわれる広大な梅林は、 2月中旬前後に見頃を迎え、かぐわしい香りに包まれながら春の訪れを感じさせてくれる。 7.三重県7.1いなべ梅林公園梅花の絨毯が広がるいなべ梅林公園  東海エリア最大級の梅園と言われる「いなべ梅林公園」には、鈴鹿山脈を背景に100種類、4,500本の梅が咲き