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映画 僕が跳びはねる理由

東田直樹さんの著書「自閉症の僕が跳びはねる理由」を、長女から紹介され読んだ時の衝撃を今でも覚えている。
「不良品のロボットを操縦しているような感じ」
自分のからだも声もコントールができない。
私が生きている「普通」とは違う世界。
それを映像化したと聞き、観に行きたいと思った。
彼の著書は世界34か国以上で出版され、大ベストセラーとなっている。
そして、今回の映画化。

この本が、自閉症を生きる人たちへの理解を、世界的に一歩進めたことがこの映画から理解できた。

自分の感覚、知っていることがすべてであり、普通のことであると思い込む窮屈さ、豊かに存在している知らない世界があることを知ることで広がる世界。この世に生かされていることの意味を、今一度かみしめたい。刺激を求め続ける社会で、自分の感覚に耳を傾け大きく深呼吸してみたくなった。


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