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日本で唯一まともな情報を個人で発信できるメディアとしてのnoteの魅力

もう、広告ばかりを見る生活に疲れました…

ブログの終焉

個人的に、料理のレシピやゲームの攻略情報など、情報は文字で読みたいタイプです。動画では工程に合わせて読んだり、知りたいことだけを逆引き的に確認するには不向きです。

なので、よく個人ブログを見るのですが、最近の個人ブログはもう読む気がしないというか、読ませるようにできていません。

皆さんも経験が無いでしょうか?
①検索して、情報を開いたら大きなバナー
②通知を受け取るか聞かれるポップアップ表示
③しばらくすると画面を埋め尽くすクリック型広告(右上に超ちっちゃい×)
④記事の途中にも挟まるクリック型広告(自動生成だから変なところに挟まる)
⑤いざクリックしてみると全然内容が違うゲーム

はっきり言って地獄です。こんなストレスフルなブログならまだ動画の方が早く情報が取得できます。

ただ、一方でブログを書く方の気持ちとしては、あそこまでしないと収益が生まれなくなっているのだと思います。

私のブログ ワンマンセル でも広告は導入していますが、5年前に比べて収益は1/20程度に落ちています。これ以上広告は増やすべきではないと思ってはいますが、もし私がブログ専業だったら躊躇なく広告まみれにしているでしょう。

そして、一番ショックだったのが広告ブロックプラグインの登場です。皆さん、使ったことありますか、広告ブロック。
あれはもう、まさにブログの終焉でした。試しに入れてみたのですが、全く違和感なく、広告がカットされたことさえわからないように、私のブログが表示されました…。

私の中で、明確にブログが終焉を迎えた瞬間でした。別に食えるような収益では全然ないですが、月数円でも儲けが出ているというのは、自分なりにモチベーションにつながっていました。

直接課金へのハードルの変化

そんな中、最近noteの記事を検索でよく見かけるようになった気がします。

noteの記事は、素人の私から見ても明確に他の個人ブログとは異なります。読ませようという気があるというか、文字を書きたいと思っている人が誠実に書いているのを感じます。

その中には、儲けを出したいと思われる気持ちが大いにある記事もありました。
しかし、そもそも魅力的な記事を書かなければお金をもらえないどころか読まれすらしません。それは、読者にとってはメリットしかありません。

個人的には、文字分野では、Qiitaばりに信頼ができる情報を技術的な分野以外でスマートに手に入れられる日本で唯一のサービスだと感じました。

その大きな要因となっているのが、課金だと思います。
ブログに外部のお布施サービスやほしいものリストを貼っている人もいますが、ブログサービス内でこの機能を内包しているのは、note以外にはうまくいっているところが無いのではないでしょうか?

そして、年々投げ銭への抵抗はなくなっているように感じます。YouTuberの配信にはスーパーチャットが飛び交い、ゲームも次々に課金するのが当たり前になりました。

税金は、自分が払ってからその恩恵を受けるまでに少なくとも1年、長ければ数百年かかってしまいますが、恩恵を受けたときに気軽にお礼としてお金を払う文化が、日本にも根付いてきているように感じます。

世間のスピードがあり得ないほど早くなった結果、一見公共サービスのような誰でも見られる情報に、即時にお金を支払うことが出来るようになりました。

今後は直接課金がスタンダードになる気がする

いわば、救急車や健康保険、道路の舗装や図書館の運営なども、ある種税金などの形で直接課金をしていると言えます。

Amazonプライムなどは、もはや年間の支払額が安すぎて税金的なレベルまで来ていると感じています。実際に田舎に住んでいると、翌日までになんでも無料で届けてくれるというサービスが年間6,000円程度で受けられるのは十分に価値がありますし、もはやインフラ的です。

インターネットや技術が発展していく中で、仲介するものの価値はどんどんと下がってきているように感じます。

noteというサービスに触れて、今後は、良質な情報を得るために相手に直接お金を払う時代はもう始まっていると感じました。

私も、このnoteに少しずつブログのお引越しをしたいと考えています。
長文お読みくださってありがとうございました!

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