ベストを尽くしたいのならば、"なんの"ベストかを考えたい

何度か書いていることではあるけれど、私は休むのが下手だ。休むべきだろうなと思ってはいても、休みたくないとか休めないと思って動き続ける。

止まったら死んでしまうようなマグロ生活。どうもそれに向き合い続けている2022年下半期な気がする。

こんな人に向けて書いています
・休むのが苦手な人
・日常のどこかに疲れている人
・休むのが怖い人
・動き続けていないと不安な人
・止まるための思考の整理の仕方がわからない人

辛い現実から逃げたくない自分

最近仕事が大変だと思う。それは入社してから初めてのタイプの大変さ。忙しいとか難しいとかではなくて、そもそも上司との働き方が合っていないという大変さ。

仕事のチームは3ヶ月くらいの短い期間で変わっていく。実際今のチームは12月で解散になる。12月まで耐えれば良い、そう思っていた。

ただ自分が想像していたものの数百倍、私にとっては誰と働くのかは大事な要素だった。色々な要素が噛み合わない上司と共に働き続けること、その負荷が積もりに積もっている。

激しすぎるこのストレスに対して私はチームを抜けるという選択肢を取れる。ルール上そうなっているのだ。周りに相談して認められたらプロジェクトを途中で変わる選択肢もある。

でも私はその選択肢が取れなかった。私にとってプロジェクトを途中で抜けることは、やりはじめたことを途中で投げ出すことと同じだった。

目の前の試練を途中で投げ出すのは、逃げてるのと同じ。今目の前にある試練はいつもの試練と同じなのに、今回だけ逃げるの？そんな声がたくさんたくさん聞こえてきた。

今ある試練は前乗り越えた試練と同じなのか

目の前にある嫌なことを前は乗り越えられたから、今諦めるのは逃げてるのと同じ。そんなふうに考えてしまう自分もいるのだけど、本当にそうなのかとはと思った。

今まで職場で乗り越えてきた試練は、相手との期待値すり合わせがうまく行かなかったり、自分の意見が伝えられなかったり、ポジションがわからなくなったり。

そんな他者との関係性や自分の在り方に迷いが生じて試練になっていた。

今回はどうも違うのだ。今回の試練、それは私はチームに全く必要ない症候群だ。

色々なところで感じる、この上司私のこと必要としてないなと感じる出来事や反応や発言。それを見聞きするたびに自分の中の何かが冷めていく。壊れていく。

必要とされていないのが自分の能力不足とか自分の何かが足りなくて…ならまだいい。だってその時、課題を見つけて改善するのは私にできることだから。

私に変えられるところにボールはある。

ただ今回の上司は曲者で、一人で全部やっちゃいたいのだ。渡したがらない。部下がやったものを全部自分流に染め直す。

なかなか難しいのだ。自分に変えられる変数がものすごーく限定的で。そんな中でも変えられるところに挑んできた3ヶ月だった。

ベストを尽くしたのであれば諦めがつく。ではベストとは何か。

自分の精神衛生上かなりストレスの溜まるところに居続けるのはしんどい。そしてそれが変えられないならなおさらしんどい。

しんどいところから離れるというのは考えていい、考えるべき選択肢だと思う。しかも転職のような極端な策ではなくてプロジェクトを変えるだけ。なのに私をブロックする声がある。

本当にやるだけやって無理だから離れるの？まだできることがあるのに上司のせいにして逃げてるんじゃないの？ベストを尽くしたの？

私のモットーには、今できるベストを尽くして、経験を積み上げてより良い未来を掴み取る、というものがある。

途中で投げ出すのはベストを尽くしてからにすべきなんじゃないか？そういう考えが頭をよぎる。

でもここで一つ考えなきゃならないことがある。ベストってなんだ？今できるベストってなんだ？

入社してからを振り返ってみたときに、もらっている給料に見合うベストを尽くしたか？でいうとベストではないかもしれない。もっと必死な時はあった。

だから仕事への必死さやできることならまだあるのかもしれない。

でも、冷静にみてみると、今できるベストはやった気がするのだ。だってこの上司の下で必死に取り組んでも、必要そうな仕事を先回りしてやっても、何にも繋がらないのだ。

なんなら上司には嫌な顔、面倒増やしたなって顔すらされる。

って思うと今できるベストというのはしてきた。この3ヶ月間色々なトライアンドエラーを繰り返した結果が今なのだ。

ちゃんとトライをしてきた自分がそこにいた。3ヶ月分のコーチングのアウトプットを読むと確かにそこにはその記録が残っていた。

記録っていい。私が3ヶ月もがき苦しんでトライしたことがちゃんと残っている。だから、多分私はようやくできるベストはやったね。と声をかけられる．。

今できるベストを尽くし切った後のこれから

自分を客観視してようやく逃げなんじゃないの？って言ってきた自分のブロックを外すことができた。ブロックが外れたことで私は自分が求めることや必要なことに目が向けられる段階になった気がする。

この後の私が実際に環境を変えるのか、もう少しすり減らしながら踏ん張る結果になるのか？は実は来週決まるのだけど、

この決断の前に客観視できたことって多分大きい。客観視できたこともそうだし、自分がこだわっている"ベストを尽くす"という言葉がエネルギーにも足枷にもなることにも気づけた。

好きな言葉や大切な言葉を大事に持っていられるように自分の今と過去と現在をきちんと繋げて見ていきたい。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今まで抱えてきたいろいろなしがらみや不自由さを手放して、前に突き進んでいきたい。不安はあるけれど変わっていきたい。ありのままの自分を出して生きていく強さを得たい。

そんな私と似た欲求や願いを持った人に一歩踏み出すきっかけとなるようなコーチングを、一緒に前に進んでいける関係性を提供したいと思っています。ご興味を抱いていただいた方はぜひお気軽にお声がけください。
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