見出し画像

無予告調査は、特別厳しい・・・

皆さんは、税務署の調査官が来たときに相談できる税理士はいますか?
顧問税理士と契約してる方は、一番に顧問税理士!
問題となるのは、顧問税理士がいない個人事業主・法人です。

税務調査のスタートには2通りあります。
1 納税者に調査の予告をする調査
2 納税者に調査の予告をしない調査
私は、両方の調査を行なっていました。個人の調査でも法人の調査でも、

 あらかじめ調査の電話連絡がある調査については、準備期間があるので不安を軽減できる事ができます。
 顧問税理士に全てをお任せしている方は、心配の必要はないかもしれません。ただし、税理士に言っていないことがあるときは必ず伝えないと調査の時に税理士が対応できないことがあります。
 顧問税理士で、調査対応の経験が少ないので心配をされる方は、元国税調査官の税理士に相談してみてはいかがですか?

 突然、税務署の調査官が来る時があります。
 顧問税理士がいない方は、事前に連絡できる方を準備しておきましょう!
 ・以前、名刺交換をした税理士
 ・確定申告の無料相談で話したことのある税理士
 ・事業所の近くの税理士

 突然、税務署の調査官が来るという事は、調査官の意気込みが違います。
「修正する項目がない」なんてありえない!
と、言うことは「特別厳しい調査」、ある意味、調査官にも、調査を受ける方にも相当なストレスがかかります
(平然と調査を受けることができる方がいれば尊敬いたします)

 突然、税務署の調査官が来たとき、調査官と話しを始める前に税理士がいないと調査が進んでいきます。
 事前に、心の準備をしていたとしても調査官が突然来た時に準備していたことを実行できる人は少ないでしょう。(相手は、調査を何件も行なっている調査官です。)

 調査が進んで税理士が対応するのは、結構大変です。
 税理士がいないところで調査官に何を話したのか?どんな資料を見せたのか?その時にどんな説明を行なったのか?ツジツマがあっているのか?
 調査官への説明のツジツマがあわないとそこから更に展開されてしまいます。気づいた時には、調査官のペースで終了してしまいます。

 税理士が立ち会うと言うことは、調査官の一方的なペースで調査が進まない。調査を受ける方の説明の補足を税理士が行うことで、話の整合性が担保される。修正する項目がある場合でも調査官との話で整合性のチェックができる。

 税務調査は、「個別の話」対応次第で変わることはおおいにあります。
調査を受けた方が、事細かく他の方に話をすることはないので、実態はわからないままです。

 税務調査で、過度なストレスを受けないためにも、話ができる税理士が必要です。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?