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ラストマイル 鑑賞感想文

私を離さないで 


直美が悲しいね、と言った



空耳だった。

不安になり、余程電話しようか、悩んだ。

杞憂に終わるといい。

彼女はFacebookに自然の絶景を挙げて、見上げていた。

何か、圧倒されたようだった。

自然に畏怖するって言うのかな…?

そう言う繊細さがあって

…僕は常々、疑問に思ってきた。

直美は、人間の深い部分で繋がった唯一の人だった


だから、心を見透かせるのだと思う。

僕が、直美から貰ったアドバイスは、想い出す。

その時に心の声が聞こえる。

そっと

きっと家族とも関わっている。

その声が

哀しいねと言うのかもしれない。


あの子の声は昔、とても悲しくて

あの子の関係は文学的だった。

喉が痛むのは、乾燥では無く、冷えた珈琲を映画館内で、呑んだからだ。

呑んだ時に眠れなくなる気がした。

其れは、身体が衰えているので、気をつけてね

のサインだ。

安静にする。

今日はラストマイル観に行った。

朝比奈秋さんの文庫本を買いました。

shrinkは、迷って辞めた。

ぼっちざろっく、グッズと、パンフレット買う。2240円程だ。

お茶子さんはやめた。

高いなと値が張るので控えた。

私の盲端は、980円だった。

イラストレーター見習いの本、SSは、とても惹かれたが、辞めた。

目は付けておいた。


本を買うことは、僕にとって、買えなくなる事は、可哀想だと言っていた直美は、とても、わかっていた。

其れはささやかな祈りにも似ている。

なんだか、文學界の朝比奈秋さんの作品名で観たのは、タイトルだけで、まだ、読んでなかった。

買うことが痛い

其れは病に等しい

夢追い人

其れは焦がれる恋にも似た愛、まさにその人だった。

トランプ大統領ネタ、もしトラは、考えるだけ、虚しいと、冷めていた。

黙ってろ、とまた、空耳が聞こえる。

ア、其れは昔の僕だった。

今は注視している。

関心事

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