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教育虐待の根源

教育虐待。
学歴コンプレックスとはとても醜い物ですよね。自分の学歴コンプレックスを自分の子供で満たそうとする言わば"毒親"。
勿論、社会の指標の一つとして学歴というのは切っても切れない物だと思います。ただ、学歴が全てではありません。そして親のエゴを子供に押し付けるのも愚かです。

しかし、そのような行為がゆくゆくは子供の為になると本気で思い込んでいる。盲目的、且つ愚かで非合理的な思考ですが、それが肯定される。それが、教育虐待のファーストステップです。

「私の愛情は間違ってない。間違ってない。高学歴なら幸せに決まってる。医者にすれば幸せに決まってる。お金があれば幸せに決まってる。私がそうなれなかった。貴方には、絶対に同じ道を歩んでほしくない。」

これが、根底にある考えだと思います。
確かに、世間的に見れば高学歴の方が享受出来る恩恵は大きいし、医者なら様々な経験が得られる。お金も一つの幸せの指標として間違ってない。
間違ってはいません。けど、正解でもないです。

幸せは単一化された基準で言い表せるほど浅い物ではないし、幸せとは自分自身で探し感じることであると思うし、親が見つけて導く物でもない。それを子供の幸せと言い表してしまうのは親のエゴに他ならない。

そして、それを実行してしまうのが本当の教育虐待。
「なんでこんな問題も取れないの?」
「これじゃ頭の悪い中学しか入れないよ?」
「そのままじゃ将来医者になれないよ?」
「貴方の幸せを思って」
「幸せを」
「医者になれば幸せ」
「幸せ。」

幸せ、幸せ、幸せ。

親が子供の幸せを決める。それって、子供望んでる幸せではないですよね。

そんな簡単なことにも気づけないほど盲目になってるのが原因なんでしょうかね。

勉強は大切です。学歴は就活に於いてあった方が絶対に良いです。ですが、それだけが幸せではない。

子供のやりたい事を応援することが親の役割だと思います。でも、エゴが先行してしまうんでしょうね。この傾向は首都圏で特に強いと思います。特に中受文化。中学受験なんて親の狂気でしかない。親がどれだけお金をかけたか、子供がどれだけ努力したか。地頭があったか。

学歴社会。それが子供の未来や将来を奪っているのかもしれないですね。私自身は子供が真にやりたい事を支援できるような親になれたら嬉しいですね。結婚できる気しないけど。。(^^)

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