わたしのしらないわたし

 こんばんは。今日は、私自身の自己内省について語ろうと思います。

 私は今、インターン生として、「A-LABO」というところでお世話になっています。そこで、自分について向き合い、深く内省する機会に恵まれました。
 自分で言うのも難ですが、私は内省が趣味というほど深く色々考える癖があり、「考えてみよう」という場でそこまで新しいものが得られるのか、正直心のどこかで舐めていた自分がいました。

 実際に、そのプログラムを受けてみるまでは。

 新しいものについて得られたか。端的にそれに答えるとするのならば、
今までの価値観が大きく吹き飛んだ。
 と言う他ありません。得た、とかそんな次元の話ではありませんでした。

とはいえ、色々な価値観が揺らいだのはあまり言葉で表せそうにないので。

 私の学んだ、気づいた、私が知らなかった私のことを書こうかなと思います。

1.私は、アウトプット感覚派の人間である。 

これは、簡単なテストで分かりました。
両手を組む時、腕を組む時。どちらの手が上になるかで、インプット、アウトプットがそれぞれ理論派なのか感覚派なのかわかるそうです。
 (皆さんも、気になったら是非調べてみてくださいね。)

 私は、インプット頭脳派、アウトプット感覚派でした。
実は私は、バリバリ頭脳人間だと自分で思っていたんですが、過去を掘り返して色々話を聴かれるうち、感覚優位のこころを押し殺してしまっていた、と気づいたのです。

「あなたは、アウトプットは感覚派。根はアーティストなはず。」

 そうはっきり言われたその時、私の中で、明らかに何かが変わりました。

 得意とは思いつつイマイチ自信を持てなかった、歌やステージの世界。
苦手だったけど、うまくなりたいと願って練習してきたグラフィックレコーディング。
 私が武器にしたいと思いつつ、自分より上の存在の大きさに圧倒されて、いつしか心のどこかで理屈付けして諦めていた夢や希望。
 みとめられた気がしました。

 もちろん、それ以前にも。幸せなことに、私には、私を「すごい」と言って認めてくれる人たちがたくさんいました。が、「どうせ無理だ、向いてないんだから。もっとすごい人がたくさんいるし。」と素直にその言葉を受け取れずにいました。

 でも、あのとき、科学的な根拠と、自分を散々深掘ってくれたキャリアコンサルタントのふたり(もえみさんとすーさん。書きたいこと沢山なので、彼らについてはまた今度書きますが。)からの言葉は、私の自信や、自分を信じてみるという勇気を私に与えてくれました。

2.ネガティブな自分も、自分の長所である。

 これは、プログラムを通して、自分自身が行き着いた、ひとつの結論です。

 実は私、高校生まで全く違う人間でした。クラスではおしゃべりしない、本と教科書をずっと読んでいて、高校生らしいきらきらした青春は特になし。いつも暗い顔をしていて、唯一本音を出せていた担任には、「今日もゾンビだ」なんて毎日言われていました。

 今の私は、授業を程よくさぼりながらやさしい友人に色々教えてもらい、サークルで大学生らしくわいわいして、バイトをして、インターンをして、自主ゼミで好きな勉強をたくさんして、夢だったディズニーの年パスを手に入れ、本気で大切だと思える人にも巡り合えて、まだ満足せずに時間を無理やり作っては、いろんな経験をしに、どこへでも身一つで飛び込んでいく。 
 まさに、高校生であった自分が憧れていた、いや、想像をもしていなかったほど充実した日々を過ごしています。

 でも、そのギャップに悩む時がありました。充実の裏側、ひとりで、
「今の自分は、理想に向かってきた偶像なのであって、根っこは何一つ変われていないのではないか。緩い地盤の上に無理やり立てた偶像は、いつかふっと消えてしまうのではないか。」
 そう、ひとりで負の感情に支配されてしまうことが多々ありました。

悩んで苦しんで、相談したんです。もえみさんに。そしたら。

 今日はすごい深い気付きをしてると思う。
正直びっくりしました。
 これから埋められてないところを、丁寧に埋めていけばいいんだよ。弱いとこに気付けたなら、その弱さはなんなのか、逃げないためにどうしたらいいか。傷つきやすい心をもっと知ってあげたらいいんじゃないかな?
 雑でも、ギャップを埋めてきたそのパワーは本当にすごいと思う。  だからこそ、もし未来を選択して描けたら、パワーはそこに集中する。そうなったら、かえちゃんはどうなるんだろう。。って私はワクワクするなあ😊

 こんな言葉を、貰ったんです。
どこが、なんで、なにに、刺さったのか今でもよくわかりませんが、この言葉は読み返すといつでも、私に無償の、形のないあたたかな承認をくれます。

 そして、何度も何度も読んで、振り返っていくうちに気づいたんです。

 傷つきやすくて、すぐ色々抱え込む。
これって、メリットもあるんじゃないかな。
辛い部分であり、長所なのかもしれない。

って。
 向き合って、認めて、自分を見つめていく。
これで、自分の大きな課題をひとつ、乗り越えられた気がしました。

3.ワクワク、感動、幸せクリエイターになる。

 これは、プログラムで見つけた、現時点での私の本当の夢。
詳しくはこれも事後。

好き、やりたい、得意。
 3つの線の延長に、私ははっきりと夢を見つけられたのです。


と、長くなりました。私のお話。
 まだまだ、夢には遠いし、まだ具体的な道を見つけられていない。
その道のりも楽しみつつ、また悩んで苦しんで、そしていっぱい笑ってワクワクしながら、ひたむきに頑張ります。

では今日はこの辺で。読んでくださってありがとうございました。

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