国際女性デーに寄せて
note開けて初めて本日が国際女性デーだと知りました。
急ぎ足になりますが、綴りたいことがあるのでキーボードを叩いています。
「男性と女性で能力が異なる。おのおの強みを活かすためにも、性別で役割(男は仕事女は家庭)が異なるのは合理的」
この言質に、私はノーを告げたいと思います。
私は問い返したいと思います。
「なぜ仕事で有用とされる能力が、男性固有のー例えば肉体的なタフさーのみに限定できるのですか?」
もちろんタフさが必要なときはあるでしょう。
あと少しで新商品をリリースしなければいけないときに、膨大なタスクを処理するためにはタフさが必要です。
でもそれを常に絶対条件だといえるのは、どうしてでしょう。
もしかして、その仕事の仕方しか我々が知らないから、ではないでしょうか。
それ以外の方法で成果が出るなんて想像がつかないから、ではないでしょうか。
想像がつかなかった結果、今の日本社会の長時間労働問題につながり、男性自身の生命も脅かされている。
だから今、ダイバーシティが必要。
多面的に考え、方針転換をなしとげるうねりが必要なんだと思います。
私は、すべての女性が管理職でバリバリ活躍するのがいいなんて、思ってません。
ケアを得意とする人はケアで輝けばいいと思います。
それぞれが、それぞれの長所を発揮して生きていける世の中をつくる。
その草の根の手段の一つとして、国際女性デーのこの日に、自分の中にある価値観を疑うことから始めたいとおもいます。
ちなみに、ケアを得意とするのが女性だけであるというのも、思い込みの一つであると思います。
男性にも、ケアを得意とする人はいます。