見出し画像

電車を止めた日〜人助け、こんな私でもしたみたい




こんんばんは。kaedeです。

時間ってなんでこんなにすぎるのが早いんでしょう。
仕事をしていた時の方が、時間がなだらかな坂を粘稠度の高い泥が通るようにむず痒く、喉越しも悪い、時間に感じていたように思います。


こんなこと思い出すと、「ああの仕事向いてなかったのかな」
とか思いますけど、向いている仕事など、自分の実力も実績もないものに存在しないと思いますので、できることをできるよになるまでこの好きな書き物や写真や絵をただひたすら続けながら、「貯金」頑張ろうんぬ。(急に辛口でおもろい)

あ、でもね、最初の頃は、あの何かが崩れたりほつれたり破れたりした
今が冬だとすれば、一個前の冬までは仕事は
この前あった高校の時の同級生が話していたみたいに
同期と愚痴を言い合ったり、仕事なんだかんだ切磋琢磨したり、
楽しかった時もあったな。。


高校の友達にそれも5年ぶり?くらいに一昨日あったんですけれども
変わっていってしまう社会や景色や人に揉まれていると思っていたけど
「変わらないもの」って案外たくさん在った。

「案外近くに大事なものはあるよ」
というありきたりな歌詞は、
本当に大事なことを教えてくれていたと気がついたのが遅すぎた。

友達は私にこんなことまで話すのだ。
友達:「みんなで会うと誰に会いたい?って話になってよんじー(私のあだ名)に会いたいって言われるよ。あってくれないと思った。あってくれてありがとう」


????なんでなのーーーー
という切ない気持ちになるし、ううううという泣きたくなるような
泣きつきたくなる資格などないのにそんな気持ちになりました。

そして、変わろう変わろうと自分に自信がなくて、飽き性という名の継続力と自尊心のない私が、変わっていたのかもしれないと、過去の自分の色がやっと塗り重ねていた
ことに気がつきました。

そして、何より率直に嬉しかった。ありがとう。言い切れないくらい、
そんな言葉をくれて、ありがとう。
私もみんなに会いたかったです。

嫌われているんじゃないか、と恐れていた謎の自分、自分なんて、あっても何もない惨めだなんて思っていた自分をボコボコにしたい。それもまた私のできたあの時から変わらず、ふざけたり声を掛け合ったり、笑い方も変わらないあなたたちは止めるのでしょうけれども。ああ、愛おしい友達。。。

ただ、友達も自分の居場所を永遠に探す、変える私を
帰る場所もあるのに、そんな愚かな私を、
「自分を大事にしなよ」「生き急ぎすぎ」と注意したり

「すごいね。頑張るね」とあるときには尊敬したり、時に憧れてくれたり、

したけれど、それは本当は、みんなが持っているものを持つことができない自分に対して責任感も尊敬もない自分からくるものであったんだよね。
本当に色々、思うけれど、過去の自分は「自分のこと好きになれない」に書いたように、好きになれないまま開き直るのだけれど、

これからは「今」を大事にしたり、
美味しいものを食べる自分も許したり、
自分に気を使ってあげたりもしたいし、
友達と恋人を大事にする自分も認めたいし、
迷惑をかけずに自分を大事に生きる人生にしたい、する。

と謎の決意の話をしてしまいました。今日はそういう日なのかも。
((?)(勝手にごめんなさい))

冬から仕事が続けられなくなるくらい、崩れた理由は諸々あるけれど、
趣味はあるつもりだったし、友達もいたけれど、恋人もいたけれど、

何か遠いものを追い続けて、
燃え尽きて、
家に帰っても失望しか残っていなくて、
ご飯も体に悪いラーメンしか謎にそのときは献立のラインナップになくて、
そんなに食べることもできないが、
血糖値をあげて眠る、、、

という謎のヘドロになっていた根源は、
「疲労」と「失望」だったのかもしれません。

その環境は自分で選んでしまったし、
変えようと行動して、転職活動はしましたが、
来年の1月からという謎の期間の設定。

謎ではなく、「理由」があったのですが、
それもこれもどれもあれも「運命」という
便利で綺麗な言葉で印を押して、でもこうやっていろんな人と一緒にいることができたり、新しい環境に身を置いたり、犬とも出会えて、家族とも一緒にいることができて、何より恋人と過ごすことのできた時間が宝物すぎるし、今後もずっとあなたがいいけれど、それができるだけできるように、生きていきたいなと

そのために生きようと思います。(重)

なんだか、二回も決意を重ねた私。
今の職場の退職が迫っているのとかなんやらかんやら。
夢にもよくなんやらかんやら出てくるし、、


、ちゃんとそれにも理由があったみたいで、
「電車を止めた話」

カモではございませんです。

北海道から戻ってきた日、
案外遅い飛行機で帰ってきた私を彼女は待ち合わせする駅で待っていてくれました。(ここからが本題久々のノート長くなりごめんなさい)

:着いたよ!待たせてごめんね

と連絡すると、いつもだったらすぐに電話してくる彼女は、
既読が着いても珍しく動きがなかったので、私は、
(なんかあったかな、、え誰か知らない人に絡まれてる、?)その前に友達と飲みにいっていた彼女だったので、いつもしっかり外でしている彼女ですが、いろんな悪い妄想が一気にブワーーと広がりスーツケース片手に焦る私←カエル化

を横目に、彼女は私の隣にふわっと現れました。
彼女:「〇〇ちゃん」
ん???なんか調子悪そう。。
:「いっぱい飲んだ??」
彼女:「うん。ゲロ臭い?」、、、
やっぱり。顔がやけに白いと思った。そんなに飲むのが得意ではない彼女は、私とお酒を飲むのが好きになってしまい、外でもそんなに無理しては飲んでいない量だったけれど、やっぱり体が受け付けないみたいで、オエオエしていたみたいだ。

すぐに水を買って、お土産で買ったバターについていた保冷剤を首に当て、電車に乗りました。本当は少し休ませてあげたかったのだけど、終電も近かったため、とりあえず乗って、さすっていると

彼女:「久しぶりに会うのに、、、ごめんなさい、、うう気持ち悪いよう」

もう全然かわいそうが勝っていたし、はあ、なんでもっと早く到着できなかったんだろうという気持ちで、電車で
:「大丈夫よ。」と帰っていた時でした。

結構人が乗っていた三連休最終日の電車の中で、
「ああ、、、あああ」
と怪しげな声が聞こえてきて、私と彼女は、
「あ、やばい。やばい人が乗ってきたんだ」
と一瞬構えて、目をやると、若い女の子が、倒れて痙攣していた。

ちょっと持ってて。と荷物を彼女に預けて、体って勝手に動くもんで、
何が起きているかわからずに「え」と席を離れる人を横目にその子に呼びかけても反応がなく視点も定まっていなかったのでとりあえず嘔吐もしていて詰まる吐息ができないと思い横向きにさせました。
(嘔吐などなければ仰向けまたは横向きで呼吸本人がしやすいようにして周りに障害物がないようにできるだけどかしてあげてください)

私より年上の男性一人と女性一人が、寄ってきてくれて、
「大丈夫?」といってくれたので、非常停止ボタンを頼みました。

彼女は「〇〇ちゃん、怖いから、離れようよ」
と小声で遠目から話しかけてくれていたので、(元々怖がりなのに、近づいてきただけ勇気がいる行動なのです)
そんな彼女に、痙攣発作が長時間続くと呼吸が止まったり大変なので、
「ごめんね、携帯でさ、今から時間測れる?」と頼むと、えうんとできる彼女は時間を計ってくれた。

なんだか思い出すと病院で目上の看護師には指示を待たなきゃいけなかったり、
焦る先生をどうしましょうと指示を煽ったり(下の看護師があまり強くいけないので、年功序列、プライド社会病院)しなくてよかったのがいいのか、なんてスムーズなんでしょう。と落ち着いていると

駅員さんがすごい形相で寄ってきた。(そりゃそう。終電間近で電車を止めたんだもの)
駅員さん:「どうしたんですか!発見者は!あなたがボタンを押しましたか?!」
と3名ほどの男性が寄ってワタワタしている。

ボタンを押してくれた女性は焦ってしまい、「押しました。帰っていいですか」
とちょうど駅に止まっていたので、いってしまい、男性が「女性が倒れていて、指示をもらって押しました」と説明してくれた。

駅員さん:「あなたですね!!!(倒れている人を見て)意識なし!!」
と進めるので、
「痙攣発作で、今2分くらい経っています。このまま続くと危険なので、救急車読んでもらえますか」
と頼むと「え!え!とりあえず下ろしましょう」
と焦っていた。でもしょうがない。誰でも怖いし焦るでしょう。

倒れている女性は履き続けているし、失禁もしていたので、動かすのは危険なので、痙攣が止まってからでいいですか?と聞くと、電車も動かないのは大変なことなのでしょう。

そうこうしているうちに痙攣が治まってきて女性は目を開けた。
「よかった」とホッとして、何もわかっていない(痙攣で意識を失っていたので)本人に説明しようとすると、駅員さんが両肩を持って
「電車があなたのせいで止まっています。降りる駅はどこ?ここで降りて救急車呼ぶ?」
など迫る。ああ、かわいそうにお互いに。

私は、焦る人の気持ちもわかるしいつもの癖が出て、放っておいてしまった。
さすがに椅子に座らせようとする駅員さんを止めようとすると
びびりあがっている彼女:「〇〇ちゃん、、もういいよ。ここ病院じゃないし、よくやったよ」

と顔を真っ青にして止める。
あまりにビビったチワワみたいになっているので、彼女にそうだねと言い、元の離れた席に戻る。

汚れたまま、席にその女の子は座らせられ、多分最寄りで何もわからずに降りていった。

頭打っていないか、付き添いの人はいないかなど気になったが、帰ってしまった。

彼女に説明してあげたらよかった。と私がつぶやくと
「〇〇ちゃんが大事だから。危ないから」と続ける。

:「じゃあさ、私が放っておいて、呼吸が止まっちゃったらどう思う?」
とありもしない(あるかもしれないが)ことを言うと
彼女:「そ、それもっと怖いよ。。どうしたらいいの」と頭を抱えていた。

、、、可愛い。。
こんなところでまで思うのは違うであろうけど、以前こんなことが永遠おこる場所で働いていたこともあって、愛おしさが勝ってしまった。。

最寄りに着いたので手洗うね。とトイレに行くと
「5回洗って!」と聞こえる。
トイレでは彼女はもらいゲロしていた。

そんな忙しい、帰り道だった。

そしてまだ、働けそうだな、、なんて思ってしまった。

こんな如何しようも無い人間もだからこそか、やばい状況で平然と動く心が返信する仮面ライダーのように自然に習得していた技だった。

働けるうちに私なんかが使えるうちに働きたいなと思った。
倒れた彼女。病院に行けていますように。倒れる人が減りますように。

そして駅員さん。反省会を長引かせないで。あなたたちは電車を走らせてくれてありがとう。
誰でもなんでも求められる、それが「当たり前」なんて怖い言葉でかたずけられる安全な国、日本だけれども、それも怖いことだって。

助けてくれた人も、人助け手伝ってくれてありがとう。どうか焦った駅員さんに攻められたと思わないで。あなたたちがいたから、その子は電車で揺られてさらに危険にさらされずに済んだから。

電車にはたくさん人が乗っていたけどわからずに乗っていた人イラついたと思う。私でもそうだから。でもこんなことがありました。そんなよるもあります。

日々みんなでそんなこともあろうが、できるだけ苦しまず、優しく生きれますように。

みんなもストレスは溜めすぎず、怖かったら逃げて、助けを求めてね。
倒れても私が近くにいたらできる限りの救助はするから安心してね(?)
ではここら辺で。

聞いてくれてありがとう





いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集