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11. Twin Graph をクエリ

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はじめに

前回まで、Twin Graph の構築を主にやってきたので、今回は、Twin Graph から条件に合致する Twin や、Relationship のトラバースをしつつ条件に合致する Twin の取得を、クエリする観点から深堀していきます。
また、BridgePoint で使える Action Language の Select 文を Azure Digital Twins を使った場合にどのように実装すればよいか、そのパターンを検討します。

お試しシナリオとテスト環境アプリ

まずは、今回の試みで使用するテスト環境用アプリを用意します。

テスト環境用アプリの GUI

前回までの記事と同様、Azure Digital Twins のサービスインスタンスに登録した Twin Model をネット越しに取得し、登録されている Twin Model Id のリストを表示します。表示されたリストから一つ選択し、以下の二つのクエリを試すための準備を行います。

  • 特定の Twin Model の条件付きクエリ

  • Twin からの Relationship を使った条件付きクエリ

テスト環境用アプリは、magazine-iot-contents/sources-service-on-device/WpfAppADTQuery at main · kae-made/magazine-iot-contents (github.com) から公開しています。

クエリ設計に関する基本的な考え方

Azure Digital Twins のクエリは、Microsoft Docs の クエリ言語 - Azure Digital Twins | Microsoft Learn で詳しく解説されています。このクエリ言語では、複数の Twin Model のインスタンスである Twin 群を同時に検索する様なクエリを書くことができます。しかし、この一連の記事で紹介している様に、概念モデリング等の技法で現実世界をモデル化しているならば、

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