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【小学4年生以降向け】いじめ予防対策A4ポスター配布

本日は憲法記念日なので。昨年超特急で作成したポスターをご紹介。

下記、印刷用A4ファイル(PDF)のダウンロードリンクを掲載しております

子供たちの靴が隠された。

事の発端は子供たちの通う学習塾の玄関にて。私の子だけでなく他の子達の靴が片方だけなくなるという無差別テロが相次ぎ、発生頻度が高くなった頃、先生に問い合わせたら、犯人の目星はついているけれどいつどのように本人に問おうか諸々対策を練っているとの回答でした。

「犯人」と続けるには心苦しいのでAさんとします。Aさんは当時小4で、小さいご兄弟が生まれたばかりでなかなかお母さんがAさんにかまってあげられないという事情があり、フラストレーションの矛先が「みんなの靴を隠す」行為になってしまったのではと先生が不憫そうに説明してくださいました。

靴に画鋲を入れられた。

ところがその後、片方の靴が玄関内に隠されるどころか2足とも外に放り出される子もいたりするなど行為はエスカレート。他の生徒さんの靴の中についに画鋲が入った時点で、先生から ” 迷惑親 ” 認定される覚悟でポスター作成に至りました。
だって一線を超えちゃったんだもん、画鋲はだめだよ画鋲は。万一、靴の持ち主が破傷風にかかったらどうするつもりだと、かつやまも一線を超えさせていただきましたよ。
ちょうどGW前の出来事だったので「憲法記念日」を利用して、時事ポスターに見せかけてしれっとAさんに警告できるようお願いし、先生に協力していただく運びになりました。

結果

即解決。
学習塾の先生はポスターを貼り付けた壁に向かう形でAさんを座らせたところ、Aさんは課題プリントそっちのけで静かにジ〜っとポスターに目を通してくれていたようです。他の子達もポスターを見ていましたが、Aさんが誰よりも長時間集中して読み、その日以降、靴以外でもみんなが困る現象は収まったと先生から報告を受けました。

助けを求めるのって、加齢と共に難しくなるのなぜ

しかしAさん、学校ではどうだかわからない。その後大丈夫だろうか…
私がポスターの最後に「(親でも親以外でも)大人に助けを求めろ(陰湿行為に救いの道はない)」と書いたのは、あなた向けのメッセージでもあるんだよ。届くといい。届け。

また当作品は、自分の子供がいつか目の届かない場所でAさんと同等の行為をしてしまったらとても悲しいので、親としてのふだんの行いへの自戒も多分に含んでおります。

ポスターダウンロードはこちら

「いじめ」という言葉をポスター内であえて使ってはいませんが、もし「いじめ」もしくは「いじめ」に準ずる行為にお困りの方がいましたら、下記「ダウンロード」のPDFを印刷してご利用ください。(※ 当作品を転用し販売する行為は認めません)
万能アイテムとは言えないまでも、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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