おっかね〜Bimi Live Galley#01 moiに行ってきた話
最初に
オタクには筆をとらねばならない時が2つっていうかまあ結構ある(過去note参照)
私はそのうちの一つに未知の領域に足を踏み入れた時を上げたことがあった。
というわけで、今回は私がBimiの『ソロ』のライブへ初めて行った話をしたいと思う。いわゆるレポートのつもりで書いているが、私のnoteを読んでいただいたことがある方はご存知の通り、新年あけたとて変わらず主観50000%の日記で始まり、ライブ中も主観がめちゃくちゃ挟まる。
一応薄れゆく記憶の保全目的に書いているものの長い&正確性にかけまくるので、ここはひとつ目次を頼りに適宜読み飛ばしていただきながら、オタクの頭の悪い日記を見る気持ちでお付き合い頂ければと思う。
一応注意書きはしたので後は好き放題やらせていただこう。
ソロでは初
この書き方をしたのは私のBimi初ライブは先の10.16にあったBimiFesだったからである(下記note参照)
こちらはコラボ曲がメインで他のアーティストたちのファンも集まったお祭りであった。今思えばあれはややよそいきのBimiっぽかったのかなと思っていて、パブサやファン各位のレポ(いつもお世話になっております)とは若干違う印象だった。
彼の単独でのライブ、ハマった当初かき集めた情報で得た印象を率直に言おう。
おっかないかも。
接触は面白そう!!優しいらしい!!その印象にあふれているのだけど、彼のライブざっくり事前情報をまとめると
・300~400キャパの小箱開催。クラブだったりする(私的おっかなポイント①)
・口に含んだ水ぶっかけたりもあり
・テンション上がると脱衣
・↑で体の各所にタトゥーが見える
・乾杯と称してフロアに降りる場合も
・2022のクリスマスライブのビジュがイカしすぎていた
・ファンはギャルがいっぱい(私的おっかなポイント②)
正直ビビリ散らかしていた。
インスタライブ(以降インライ)のやや鋭い雰囲気の感じを想定していたのもある。
とはいえ私は推しの生声に人一倍執着があり、ライブという催しものが大好きなタイプのオタクであった。
また、彼はインライで「12月と1月連続でライブをやります。これは僕に対する期待の現われです。そしてこれが続くのか、無くなっていくのかは結果次第です」みたいなことを言って、チームの方にそういうことも言えるんだと驚かれていた。(※勝手にMVを解禁前に公開するなどやりたい放題だった為)
まあそういわれたら行くしかない、という訳で私は意気揚々と未開の地へ向かうことにしたのであった。
チケットについて
さて、Fesではチケットはローチケが使われ、トレード機能はチケプラが使われていた。観劇やライブに良くいく人ならこの2つは馴染みがあるだろう。しかし今回はLivePocket(以降ライポケ)というシステムが使われた。このサイトはBimiファンにはもはやおなじみのサイトだそう。
当落当日ちょっと変わってるなと思ったのは、文字通り抽選が順次だったこと。他のサイトなら時間になったらマイページ行けば抽選複数公演あったとしても結果が見られると思うのだけど、そうではなく当落発表の時間から順番に抽選が行われて行って、今回2公演あったうち1つは抽選終わってるのにもう1つがまだ出てない!という現象が各地で発生。
オタク弄びシステムであった。(言い方)
慣れている歴戦の猛者たちはクレジットカードの決済通知で当落の判断をしていたからなるほど…と思ったし、整理番号はコンビニ払いだと振込するまでわからないみたいなのだけど、クレジットカード払いだと当選決定した次の瞬間に整理番号が分かった為、特別な事情がない限りはクレジットでの決済がオススメである。ただし何か不備で決済されないと落選になる為、要注意だ。
さて、ここから隙自語失礼なので飛ばしていいのだけど、2023の私はびっくりするほどチケット運がよかった。イベントで二列目を引き当てたり、別の推しでは名古屋ガイシホールの三列目一番端を引き当てベースとハイタッチしたり、日産スタジアムでライブやるようなバンドの700キャパの小箱が当たったり。で、今回は連番して頂く方がまさかのS席当選、私は2桁台の整番をゲットという神引きを繰り広げた。
明日死ぬんか???????
本当に2024何も当たる気がしない。競馬でスッている分調整が入ってると信じたいのだけど、現場おらんかったらそういうことやと思って下さい。
という訳で今回はクリスマスライブのS席視点レポ(みたいななにか)である。
いざ東京へ
(※読み飛ばして◎パートです)
さて私は地方勢の為、新幹線で7時台の新幹線へこれまた別のフォロワーさんと新幹線連番をして向かった。
事前にお伝えしておくと今回はちゃんと乗り換えを間違えず新宿についたのだ。山手線に裏切られなくてよかった(fesのnote参照)
で、物販開始は14時半なのに何でこんなに早く向かったのかというと、フォロワーさんとまほろばかなたを観ようの回をしていたからである。
これ、私はTLでまほろばかなためちゃいいというのは聞いていたものの円盤化はされておらず手立てがなく、見たい~~~~と呻きまくっていたのだけど、先の演劇ドラフトにて、その呻きを聞いていた方が去年スカパーで再放送されたものをわざわざDVDに落として私に渡して下さったのだ。
感謝…!圧倒的感謝…!!!!
本当に彼のオタクってやつはどこまで優しいんだよ…こんなに優しくされること人生でそうそうない。
まほろばかなたも良かったんだけど、まあそれは別の機会にかけたらいいと思うので割愛である。私と同じく亡霊になっている方はイベントなどでタイミング合えば是非上映会したいのでお声掛けください。
物販へ
さてここからが割と今後参戦される方が気になるかなと思う所なのだけど、物販について。
事前にインスタライブでグッズ紹介をやった際に、一部数量限定の商品も案内されファン一同戦慄。個数制限と整列時間が決められたためホッとはしたものの、念のため会場の場所確認がてら私たちは整列1時間前の13時30分頃会場を見に行った。
あの有名な歌舞伎町一番街のゲート??の方面へ行きずんずん歩くとやたらでっかい女の子の看板やらホストクラブやらがありおお…となる。ちなみに今回の新宿warpはナイトクラブであった。ゲーセンの横の入り口から入って下さいという案内があったのでどんなもんかなと思っていたが。
めっちゃクラブやんけ(あたりまえ体操)
加えて入口の前にややイカつめのの方々がお座り遊ばしていたので、私はしっかりおっかね~~~になったが、特に列とかは形成されていなさそうだったのでほっとして近くのスタバ行くことに。そして14時を過ぎたころ再度会場に向かったのだけど、そのころには会場周りにファンが集まり始めていた。列ができないよう定期的にスタッフさんがファンを散らしてくれていたらしく、多分次回も整列開始ギリギリ到着でも差しさわりなさそう。
しかし…列形成の時がすごかった。
スタッフさんが列形成の掛け声をかけた途端、ドドドと夏フェスの人気バンドが出てくるターンばりの強めの押しが起こったのだ。
え、やばい…!と思った瞬間私の手を誰かが握る。
驚いて顔を上げるとそれは
新幹線連番していたフォロワ~~~!!!(ここで流れるLOVEのイントロ)
キラキラのエフェクトかかってたし歯が光っていたかもしれん。おかげで無事列に入れたし冷たくなった私の手を温めてもう離さないでほしかった。ひと昔前ならLove so sweetをかけていたところである。
何でこうなったかというと整列するとき、入り口付近から順番ではなく横の通路???に沿って整列が始まった為オタクみんな必死だったからかと。しかも真横でブレイクダンスとかDJのイベントがやってたため、ずんずん音が響いていてスタッフさんの指示があんまり聞こえなかったのもちょっと良くなかったかもしれない。だから人がぐわッと動いた時本当にびっくりして、しかも人で前みえないのに行く先に柵とかもあって危なかった。これは次回どうなるか分からないけどみんな気を付けて物販参戦しましょう。これは我々側の問題でもあるので…。
推しは推しても前の人はおさないように。
・・・笑うとこですけど?(圧)(滑りの気配を察知)
まあそんなこんなで列に並び、ワープの入り口から地下に向かう階段に差し掛かった時、事件が起こった。
物販何買うかきめた~?とキャッキャしていた折、にわかに周囲がざわめきだす。
なんだなんだと目線を向けると今回のロンTを着用した男性が下りてきてあ~スタッフさんだ~~とぼんやり眺める視界に入った縦一列のうち1…2…3人目。
ウルフヘアのトップは金髪、すっと通った高い鼻、小さい顔。前のスタッフさんより小柄ながら骨を感じる骨格。
そう、Bimi氏ご本人であった。
は????????????????????
こんな真横通ることあるか?????????
普通裏口とかからくるもんじゃないの????
私があっけにとられている間、とっさに一緒にいたフォロワーさんが声をかけた。
「頑張って…!」
瞬発力~~~~~~~~~~~~~!!!!
そしてこちらにちらりと目線を滑らせ彼は一言。
「うっす」
レスポンスもらってる~~~~~~~~~~!!
いや、スゴイ。推しを唐突に前にして声をかけられる、その瞬発力。次の世界陸上には彼女が出てるまである。何回かうっす、うっすっと返事をしていたので瞬発力やばオタクが他にも何人かいたようだ。日本オタク代表チームでリレーしたらいいかも。
また私は気づいてなかったのだけど物販列を見てすげ~…と漏らしていたらしく、いやあなたのファン何人おると思ってるんやとも思った。
さて話を戻しまして。物販は階段を下りた突き当りで、3人体制での受付だった。
対応は現金・クレカ・交通IC。paypayは無かったので注意である。
ラミネートされた一覧表があったのでこれのLと~といった具合に普通に頼み、袋はないためそのまま受け取って列を横に抜けていくといった感じ。そしてこの時5000円購入で1枚ステッカープレゼントだったのだけど、当日Twitterでランダムでサイン入りのものを渡すとの告知があったので2週目の巡回に行っていた方もいた(1万円分買ってもステッカーは1会計1枚だけだった為)
比較的スムーズに私は買えたけれど、途中で列打ち止めもされていたようだったので、行けるなら早めに行く方がオススメではある。入場後も物販がある為絶対これ買いたい!!!みたいなものが無いのであればそれを利用してもいいだろう。途中から購入制限緩和されてて売り切れもなかったっぽいので過剰に心配する必要はないかなとは思われる。
入場前
さてこうして後はライブに挑むだけ!であったが、今回は整理番号順に集合時間が決まっており私たちS席は一番最後だった。
時間が近づき、席はあると聞いていたものの全く分からなかったので、朝フォロワーさんが確保して下さってたwarpの外のコインロッカーをありがたく使わせて頂いた。勿論中にコインロッカーもあるのでそこにぶち込んでも問題ないが、帰りはかなり混むらしく、急ぐ方は周辺のコインロッカーを利用したほうがよいという事前情報を前回参戦者から教えて頂いていた為そちらを選択。
さて荷物どれだけ持ち込んでもいいの??と事前に迷っていた方もいたので少し触れさせて頂く。
バンド系のライブハウスのライブにいった事がある方はおおむね作法は同じであると捉えてもらっていいので飛ばしてもらって構わない。
スタンディングで前に行きたいなら
・なるべく手ぶらでいく
・絶対必要なものはスマホ(チケット提示の為)とドリンクチケット代(800円)のみ
・サコッシュやウエストポーチなら持ちこんでもいいと思う(あんまり大きいものや後ろに鞄部分を回すのはNG)
・アウターも預ける、脱げるなら中のヒートテックとかも脱いだ方がいい(暑くなるので)
といったところだろうか。
列に並んでる間は凍えることになるが、中は半袖でも問題なかった。というかむしろTシャツの下に一枚長袖着てたら私は暑かった。
可愛いニットワンピとかで暴れているギャルも結構多かったけど、あれ暑くないのか…?おしゃれは我慢ってコト?
また今回はBimi本人がインライでエロサンタで来てよと言うリクエストをファンにしていた為、会場には可愛いサンタが結構いらっしゃっていた。眼福thank you…。
ちなみに今回のS席ならぶっちゃけてしまうと、コインロッカー使わなくてもいける感じだった。
座席部分がかなり広いので、一緒に座る方との兼ね合いはもちろんあるがアウターくらいは着てても全く問題ないかな。
入場するぞ
さてやっと入場なんだけど、今回道にも迷ってないし茨城にも行ってないのに何で6000文字も使っているのか。
それは置いといて、今回はスタンディングA→スタンディングB→S席と言う順番での入場であった。私はS席はてっきり最初かと思っていたので優雅に酒飲んで待ってよ!!と思っていたのだけど撃沈。
恐らくだがS席限定でTシャツが出ていたので、それを手に入れてフロアに降りる人が居ないようにと言うことなのかな~とぼんやり思うなどしながら、整列時間の少し前になり呼び出しを待っていると、すらっとした長身の男性が関係者受付に向かっているのに気づく。
蒔田さ~~~~~~~~~ん!!!
そう、彼のファンの間ではおなじみの蒔田氏であった。やっぱりいらっしゃってたのか!!と私とフォロワーさんはにっこり。
そうこうして並ぶ人々を見守っていたが一向にS席は整列OKが出ず。スタンディングの方の呼び出しが終わって列に並ばせてもらえたのは17:20を過ぎたころ。(記載は17:15から呼び出しだった)
スタートが17:30だったため優雅どころの騒ぎではなかった。
突然だが、ちょっと話をさかのぼって今回使用されたライポケのチケットについて。2連番の場合特に同行者の名前の登録はなく、2枚とも同じ名前が表示される。分配機能もなかったため大元の画面は同じ端末でしか表示ができない。
という仕様だったため、事前に運営から一部のグッズを買う場合はスクショではなくチケットの画面をサイトから入って提示して下さい、という話が出た際「同行者はどないせいっちゅうねん!」とざわついたのだけど、その後運営からスクショOKの通知が出たという経緯があり、入場二人ともスクショでOKだった。
またライポケ側からは印刷もOKという案内も出てたがBimi側からは出てなかった為、印刷チケットで入場してた方はいなかったように思う。恐らく今後も特別なアナウンスが出ない限りはよっぽどスクショで入場になるのかなとは。保証はできないけど…。
ということで話を戻して列に並んだ後、階段に入るところでチケット提示が求められ、そこで限定Tシャツをもらった。そのまま階段を下り、また別のスタッフさんに再度チケットの提示を求められる。この時私はぼんやりしてたのでQR見ただけでスキャンとかないんだ?と思ったが、連番してくれた方曰くスキャンされてたよ!とのこと。
恐ろしく早い読み取り、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね…(見逃してる)
そして、物販だったあたりでドリンクチケットと800円を引き換えた。現金オンリーだったがおつりは貰えたのでピッタリ用意の必要はなさそう。
会場の中
そして開場後物販をすりぬけていよいよ中へ!と思ったら全然前が進まなかった。入口が細いから中が詰まってんのか?と思ったのだけどそうではなく、長蛇の列の正体はドリンク引き換えの列。
もうあと5分くらいしかないのに~!?
予想以上にめちゃめちゃ並んでいて絶望。Bimiに関してはライブ中乾杯があるかもという事前情報があり、なるべくなら先に換えたかったのだ。
とりあえず並んで、限定Tシャツは着たかったので2人でお互いのアウターなどを持ち合い着替えた。上から被るだけでいいようにしておいてよかった〜と思ったが、ドリンク列すごすぎて諦めることにし離脱、席へ。
S席は両サイドに3ブロックずつ、計6ブロックに分かれていた。フロアとの間はロープというか列の整備の時に使われがちなあれ(名前分からん)で仕切られており、そのエリアに入る前にスタッフさんにもう一度、席の確認をされる。
自分たちのブロックまで進むと金属製の机とU字のベンチ。机にはチケットと同じアルファベット+数字の札が貼ってあった。
横一列になるように札は貼られていて、1つのブロックに入れるのは4人だけだったので単純に考えて当選は24席だけ。まじで連番相手の方の引きに大感謝である。
スタンディングのところより1段上にあったから見やすかったし、あと壁は鏡張りで前髪いつでも直せるので親切だと思った(?)
そうしていると後ろに入った方がドリンクカウンターなんか空いてたよと仰ったのが耳に入り、開演時間になっていたものの、ワンチャンあるんじゃないかと私たちは再度フロアの一番後ろのドリンクカウンターへ。もしかしたら私たちと一緒でドリンク諦めた人たちが続出したのかもしれない。前に並んでた方があと3本くらいタバコ吸ってていいよ~!といってたのは笑った。それな。
そして無事開演前にドリンク引き換えに成功!ペイペイとかも使えそうだったので二杯目のみたい方はあとでお代わりに行っても良いし、最初っからプラスしてもう一杯買っておくもアリかな。
飲み物のラインナップも結構充実していて、何にするか迷った。テーブルがあったので私は結局無難なカクテルにしたけれどスタンディングの時はたぶん蓋がついてるものの方が良いかもしれない。フロアを見ると、Bimiが良く飲んでいるからファンもスミノフを飲みがちという事前情報通り、瓶を持ってるギャルがちらほら。ちなみにスミノフはドリチケ+100円とのことでした。(TLで見た)
席に戻ってしばらく、照明が切り替わって会場には雪の結晶が投影される。それと同時にクリスマスソングの大定番ジングルベルが流れ始めた。
それを合図に立ち上がり、ステージを見ると中央にはDJdipの姿が!
いよいよライブが始まる!
ここまでお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。ここからの方は宜しくお願い致します。今回セットリストを覚えてられるか不安だったのだけど公式からありがた~いプレイリストが出ましたのでそちらと一緒に振り返ろう。
あとMCは結構順番ごちゃごちゃにしか覚えられておらず、フォロワーさんに大分お助け頂いたことを申し添えておく。感謝。
※こっから先、公演性質上(??)やや下品な表現も出てきます。でも他に言いようがないためすみません※
ライブ開始
◆俺の冬
あの冬の夜の街を彷彿とさせるイントロを聞いた瞬間
エッ俺の冬からはじまるの?!
と私は爆沸きした。冬しかやらない曲ということはファンの方のレポートを見ていて知っていたのでセットリスト入るかな~とは思っていたけれどまさか一番最初に来るとは思わなかったのだ。
またステージ中央から出てきた彼の服装は白いTシャツに溺で着用していたあの青い網素材のトップスの白Ver、やや太いがすとんと落ちるようなスッキリしたシルエットの白いパンツ、そしてショート丈のメタリックなジャケットでのご登場。
スタイリストさんいい仕事しすぎ~~~~~~~~~!!!
こちら後に教えてもらったのだけど恐らくは岩田氏の仕事だと思われる(彼が大きい荷物を搬入してるところを見た方が居たそう)
冬曲と言って思い浮かべる曲というのはきっと皆さんにもそれぞれあるのだろうけど、冬をモチーフとした曲って何となく期待感をはらんだものが多いと思う。この楽曲も過去に関するノスタルジックだったり後悔というかため息をつきたくなってしまうような、そういう感情がありつつも冬特有の何かが終わってまた始まる、そんなワクワク感を吸い込んだ楽曲だと思っていて、ライブという非日常への導入の一曲目として想像以上にしっくりきた。
楽曲を歌い終えて、BimiがMCに入る。しかし。
マイクの音がぼわぼわしてて結構聞こえない~~!!
これは私の耳の問題かとも思ったんだけどそうじゃなくて、結構音響もうちょっとどうにかならんかなとおっしゃってる方を後々見かけたためそういうことなのだと思った。なのでめちゃくちゃ聞き漏らしがあります陳謝。
一応この時は今日を待ってたみたいなことを言ったのだと思う。そして令和を昭和にする、的なことを宣言後なんとDJ用の台?においてあったスミノフの瓶イッキ飲み!!!
あれコールした方が良かったのか?(?)そして今日初めてきた人~、いつも応援してるよって人~と観客の温度感を図る質問をフロアに投げかけた。これ二回目の私は、いつもって程長く応援してないけど初めてというわけでもないからどちらに挙げていいか困惑。
これは後で聞いた話だがドリンクカウンターのお兄さんは初めての方で元気いっぱい手を挙げていたらしい。可愛いな。
あと、彼が初めての次を『いつも応援』という言葉の選び方をしたのは意外でもありしっくりもきた。
また、どういう脈絡か失念したが、皆のくらいの年代…年齢何歳か知らないけどと前置きして、でもみんなの年齢くらいにとっての今日(クリスマスイブの意)がどれくらい重要なのかは理解してるつもりだから、となぜかこちらの心配をしてくれるBimi氏。
こんなとこにいていいの?後悔してない?の問いに歓声で答えるファン。かくいう私も昨年(※別アーティスト)に続き旦那を名古屋に捨て置いての参戦だったがいえ~~いで答えました。悔いなし。
それを聞き、忘れられないライブにしたいみたいな趣旨のことを言った(ぽい)あと、俺最近物忘れ激しくて、ADHD?というBimi。そういうのやや冷っとする・・・思っていたのも束の間、彼は今日の景色を忘れたくない、痛みで覚えるわと口にすると、
──自分の額をマイクで殴った。
一瞬何が起こったのか理解できなかった。
さすがにバッカーン!!!という感じではないんだけど、まあまあ強めのゴッ…ゴッ…という鈍い音が何度も聞こえて会場は沸いてるんだか引いてるんだか、悲鳴が上がる。そのうち額から血が出てきたようでざわつくフロアに血出てる?と額を見せていたのをみて、こ~~~れは私が知ってる「ライブ」じゃないな。と思った。それと同時に、あまりにインスタライブだとか、過去のレポとの印象とのシンクロしていて、これを求めて自分はここに来たのだとも。
◆27th
マイクが壊れた(壊した)のもあってか、徐にタバコに火をつけゆっくり一服タイムがはさまった。めちゃナチュラルに吸うじゃん。
マイクが入らなくて壊した???とやや笑ってた気がするんだけど幻覚かもしれん。その後この曲が流れた。
バラードをリリースしたことに対して媚びたといった彼が、俺の冬の後これで来ると思ってなくてこれも想定外。でもファンの中にはローテンポの曲を聞きたいと言ってた方も結構居たのでかなり刺さった方もいたのでは無かろうか。音域的なことも相まってこの曲を歌う彼の声が優しくて、クリスマスにふさわしく会場には深い夜を思わせるような空気が漂った。
曲が終わった後、27までって一応決めてやってるつもりなんだけど、と口を開くBimi。
でも一緒にやってくれる人たちとか、お前らとか、背負う人が多くなりすぎた。というような言葉は、もっと売れたいという意識を普段からバシバシ感じていたから意外に思った。でもきっと今いる身の回りの人を有難いと思うのと、それとは別なのだろう。
最終的には「27歳で辞めるかもしれないし、続けてるかもしれないし、それより前にやめるかもしれないしけど、それまで突っ走っていきたいから」との言葉が出て、会場はそれに応えていた。
恐らく、時折口にされる成し遂げて死にたいという思想を受け入れがたく思ってた人には、これは染みたんじゃないかな。0か100かの間の余白が人との縁で生まれたのかと思うと私もいい心境の変化だな~と思った。
それと額を負傷していたのでdip氏が自ら彼の額に絆創膏が貼ってあげていたんだけどまじで仲良しで笑っちゃった。これでよし、じゃないのよ。
そして次の曲。
◆Awake now
EP侵略者からの1曲は、そのEP名に偽りない、何かが迫りくるようなイントロが特徴的で、クリスマスだからしんみりすると思った?そんなことないよといった彼の言葉とリンクして会場の温度が一気に上がる。
因みにこの楽曲、先のインライでセットリストリクエストしようの流れに一瞬なった時、色々あげられてはいたのだけど、彼が「わかったよ!!」と唯一拾ったものだった。
も~~~~~~~~そういうとこだぞ(好き)
リクエストした人生きてる?
また先程までの静の雰囲気とのギャップでこの曲が映える映える。歌唱直前に入るあくびの音、そしてそこから蹴り出されるバースはまさに夢心地の会場に目覚めの一発という感じであった。本人は激しく頭を振りすぎて上手側倒れこむもすぐ起き上がって会場を揺らしていた。
で、ここだったと思うんだけど(多分)客降りがあった。上手側から順番にS席を回ったのである。私は下手側だったから、導線的に後の方だったんだけど。S席回り出したあたりで
え???????????????????
これ来る流れ??????????????
になった。
こんな早いタイミングで来るとは思っておらずびっくり。
そして、こちら側に来た時順番にグーでタッチをしている様が見えたときの脳内に浮かんだ感想は
潔癖なのにええんか????????
キャーとか、来てくれた~~~よりそっちの方が強かった。
それで私が手を出すのをためらった。普通ならその躊躇いは貴重な接触機会を逃す判断ミスになるのだけど、彼は先に連番相手の方とグータッチして、その後すぐ
進行方向に少し逆らって奥側にいた私に手を伸ばしてきてくれたのである。
え!?!待ち構えてるファンとパパパってタッチする、が普通なのにわざわざ1人ずつとしてくれるの!?そんな接触とは打って変わった鋭い真顔でこちらを見ておいて、優しさにじみ出てるが!?
そんなことが脳に駆け巡って、私はややテンパっていた為、パーで彼のこぶしを受けた。ミット打ち?さて、触った感想はというと。
──布。
彼のメタリックのショートジャケット、いわゆる萌え袖っぽい感じであったため多分その感触だった。感触はシャカシャカってかんじ。
てかあんなに目が合うならもっと髪とかどうにかすればよかったなとも。S席次回参戦の方は心して万全で挑め。
ともかくいい思い出です。有難うBimi。
◆Popstar
ステージに戻り、続けてこの曲が流れたのだけど♪鏡の~のあたりで曲がとまり???になるがどうやらマイクトラブルの様子、ていうかそらそうやな、君自分でマイク壊しに行ってたもん。(3回目)
気を取り直して再度曲がスタートする。この曲、ちょっと前のインライで解説をしてくれていたのだけどニートをモチーフにした曲とのこと。それを聞くまで結構インタビューとかで語っていたようなフレーズも出てきていたから彼自身の曲なのかと思っていたけどどうやらこれはif世界線の彼の話らしい。そういうのも踏まえて聞くとまた違った味がするなと思った。
また歌詞から引用された「俺の為に死んでくれますかー!!!」のあおりも目覚めの一発決めた後の興奮剤として良かった記憶。
そして、会場があったまりきったところで、本人も暑かったのかジャケットを脱いでいたと思う。あのあみあみ?のトップスはベストで、Tシャツは半袖なんだなと思った覚え。フルコーデ、儚い命だった。
◆baby
メスとP活を軸に細かく刻むように踏まれた韻を浴びてからの曲調の緩急ったらないこの曲。また、君しかいないよのところでフロアを指すさまはbeastでの“お前ら俺がいなきゃダメみたい”を彷彿とさせて私はあのあおりが一番好きまであるのでひゅ~~~となった(語彙)
大きいスクリーンを背に激しいビートが響く様はまさに圧巻。
後この曲だったか前だったか次だったか曖昧だが、更にテンション上がったのかトップス二枚とも脱ぎ捨てて半裸になっていた。TシャツがS席の誰もいないエリアにぴょーんと飛んで行ったのは面白かったな。
腰部分にタトゥーがちらりと見えていておおお、と思ってたんだけど後から聞いた話dipの文字が刻まれてたらしい。
マジでいってる??????????
因みにdip氏は前から肩にBimiって入ってるらしい。
マジでいってる??????????(2回目)
しかしそれだけに留まらず彼、歌ってる最中に下半身を撫まわすっていうかまさぐる仕草を台上で披露。
マジでいってる??????????(3回目)
まじでこれはどういう気持ちで見ていたらいいやつなんだ…????となった。(次の曲とかだったかも)
突然ですがここでクイズです!デデン!
推しが上記のような状態の時はどの感情が正解でしょうか?
有識者誰か早押しで答えてください。
チッチッチッ・・・そもそもあれ見せてもらっていいやつだったの???
因みにdip氏は一連の初見にはびっくりドッキリ所作を終始柔らかい表情で見守っておられた。Bimi氏TOってわけですか…(??)
◆funky night
そんなテンションマックスの状態で次はこの曲。私この曲が大好きでライブで聞きたい曲の1つであったから大喜び。Awake nowの時に言ったインライの流れの際も私はこの曲をコメントした。この曲で一番好きな部分は
の部分であるのだけど、いや~~~~…
体現してやがるぜ。
彼の音楽はいろんなジャンルが組み合わさったミクスチャーなものなのだけど、ルーツとして上がることがあるHipHopやパンクはどちらも共通して生き様やその人間と音楽の価値が=で結ばれていることが多い。時折台の上、高い場所に立ちながら、文字通り肌で箱の中の空気を感じるBimiの姿はなんというか壮観という表現がぴったりだった。他に奴をマネできる奴、いるか?いやいない(反語)
しかしこの曲が終わった後、寒い!今が冬なの忘れてた!!と両手で上半身を温めようとする仕草が始まり会場は笑いに包まれる。すかさずdip氏の横らへんからスタッフさんがハンガーを3つほど持ってきてそれにはジャケットやTシャツがかかっていた。
予備あったんや。
で、ここで普通ならTシャツを選ぶと思うんだけどなぜかメタリックのジャケットを受け取ったBimiは素肌に直で羽織って一言。
「変態でぇ~~~す」
変態っていうか…フフwという感じの姿であったが公式レポートではロックスタイルと評されていたのでなるほどとなった。常識はいつから常識なんだよ疑えよだからボンクラ、そんな言葉が確かに似合う1枚がカメラマンさんによっておさめられていた。
◆selfy
変態ルック改め、ロックスタイルで披露したこの曲。顔にだけピンポイントに赤だったかな~…の照明がパンと当たった時、タイトルと絡まってて演出上手いな~~と思った。また前回の感想でメロディックといったけどやはりその曲を遺憾なくこの日も歌いこなしていた。個人的に結構ライブ映えする曲だなあという気もするし、この曲はキャッチ―でいて、メッセージがダイレクトで、それでいて彼の歌のうまさが分かりやすいのかもしれないと思った。イントロがかかった時の沸き方も結構分かりやすく良かった(気がする)のでファンの中でも人気曲なのかなと。
そして歌い終えた彼の口から今日は絶好調だ、という言葉が出て、その次来たのは。
◆Frog
この曲も少し前のインライで解説をしてくれていた。コメントから解説する曲を選んでいたのだけど、今思えばコメントの中からセットリストと被るものを優先してやってくれていたのかなと思う。さりげなく予習をさせてくれていたのだとしたら優しすぎんか??
そして絶好調の言葉を裏打ちするようにツーンと通った高音が素晴らしかった。恐らく公式レポの写真の3枚目はこの曲のロングトーン部分が使われていたと思う。私の記憶では…。
吠えるような表情で開かれた喉から発せられる声はハスキーでいて透明でいて芯があって何かに例えようと思ったがいい表現が思いつかなかった。唯一無二ってことだな。
◆exorcist
続いてかかったこの曲では彼の滑舌お化けっぷりが遺憾なく発揮されていた。
ワードががギュッと密集している所どこまでノンブレスでいくんだ?!と聞いていたのだけど横に長いステージっを端から端まで行き来しながら、結局おめえはからピッコロ氏あたりまで一気に行ってたのにはすごいの一言。
あまりの安定感に一瞬途切れて息を大きく吸う音を聞いてうわ~~~生だ~~~!と思った(最初っからずっと生である)んだけど、この曲かfrogかまたしても曖昧で申し訳ないが、dip氏もマイクをもって生でコーラスしていることに気づいた私。
うわ~~~生だ~~~!(最初っからずっと生である)
というか私恥ずかしながら曲は知ってるけどお顔は知らなかったため、dip氏があの快進のICHIGEKIのコータ氏であることを知らなかった。
え??贅沢過ぎないか??????????
後から教えてもらい飛んでもねえものを見てしまったとふるえました。
あとジャケット脱ぎ着ベストキットってそういうこと??とも思った(裸ジャケットの事を想定したわけでは多分ない)
◆Burn it up
どんどん立て続けに披露されるゴリゴリの楽曲たちがとまらない。本人が見たとき金掛かってんなー…と評したどでかスクリーンには炎の映像が映し出されてフロア中焼き尽くさんという様相。もっと金掛かってきたら火柱上がったりするのかな、Burn it upで恒例になる火柱演出見た過ぎる。頼んだよEVIL LINE。
俺は俺であり続ける、と繰り返し歌う箇所があり、そのメッセージがBimiから放たれることに大分私は痺れてしまっているのだけど、今回はお前はお前であり続けろ、と言い換えていたのにも中々に痺れた。
全てを燃やし尽くたあと、Bimiがスミノフの瓶をもって「乾杯ね」というのでお!!ついに乾杯タイムが!!と湧く会場。
その時後ろから乾杯しよ~~!と叫んだファンの方がいたんだけど、それを聞いて「え?いや、だから今からするって、しようっていったじゃん」と真面目に突っ込むBimi氏。なんで???聞いてなかったのかよ、みたいな釈然としない反応に会場ややウケ。
お酒の話題になったからか「未成年どれくらいいんの?」と会場に聞くとはーい!とまあまあ手があがった。元気いっぱいでよろしい。その様子を見て彼は一言。
「ガキはくんじゃねよ」
はぁ~~~~~~~~~~~~~~~!?
いや会場もちょっと沸いてたと思うんだけど、まじで10代の頃彼に出会ってなくてよかったと思った。学生の時好きなものって一生好きだし影響がでかくなる。それでさあ、あの人にあのトーンでガキは来んじゃねえよって言われたらさあ…
性癖歪んじゃわない??????????
いやもう一生爪痕になるよ、好きな人間の趣味の。未成年であれを直くらいした子たちに関してはご愁傷様です。(よかったねの意)
普段女好きを公言している彼、JKはどうですか?とかそういう系の質問がされるたび、ガキに興味ないと一蹴するところも結構私的には良ポイントだったりするので口笛吹きました。
それで乾杯の曲何になるのかな~と思っていたら流れたのは
◆飼ふ
・・・だったのだけど、これdip氏のミスだったようだ。
本来の予定はこの曲じゃなかったらしく音楽が途中でとまる。本人も歌いだしそうな雰囲気だったけどdip氏が間違えたことを伝えると、「いや、飼ふ流れたからw次飼ふなのかなってw」と優しくいじっていて会場も笑っていた。
改めて、飼ふやる?と聞いていたのに全力でdip氏が首を振っていたのも仲良くてよかった。
そこで準備までに間が空くからか、たばこ吸わせてとまた一服に入るBimi。俺いつも尺が短いって言われるからここで尺使わせてと言っていた。どういう帳尻の合わせ方してんのよ。
結局は前方の一部とは乾杯していたけど乾杯回り?はなかった。
そして、しみじみ「明日も仕事だよ」と言っていて、インスタの質問箱でクリスマスの予定を聞かれた際、予約済みと言っていたのは仕事だと判明。てっきりギャルと遊ぶのかと思ってたごめん。
そしてフロアの中に男女のペアを見つけて「お前らカップル?」と聞いていた。再度カップル?まだ??とまあまあ前のめりで確認して、カップルだとわかるやいなや上手側を手全体で刺して一言。
「お出口はあちらです」
これには大爆笑が巻き起こった。
うそうそと笑いながらフォローを入れていたけど、面白かったな。
その後ちょこっと喋ってからまたしみじみまた仕事なのを思いだしたのか会場に「明日私も仕事だよ〜って人」と問いかける。それには会場のほとんどが揃って元気に手を挙げた。そんなファンの様子を確認したBimi氏は明日も仕事っつーのに揃いも揃ってバカばっかりかよ、とでも言いたげな声でハハッと笑う。そしてすぐDJdipが次のトラックをかけた。
◆熱気
笑い声の後絶妙なタイミングでかけられたこの曲に大盛り上がりの会場。好きな曲を聞いた時も熱気を上げる方多かった印象があったし、一緒に行った方も熱気が聞きたい!と言っていたので二人で来たね!!!の顔をした。
意図的なのかは知らないがBurn it upで着火してからの熱気とはこ~~~れまた洒落たことをしやがる。暑かったのはっずっと飛んでいたからではなく火がついてたからかもしれない(物理?)
加えてこの楽曲はリリック的にライブでやるとバスバス刺さるというか、本領発揮する曲だと思っていて、真っ赤な照明に照らされたBimiと勝手に増えた客たちを見渡せるS席からの眺めはまさに勝景であった。“俺の歌踊りだせ間違いねえから狂いな”のフレーズの通り満場一致でフロアが沸き狂っていた。会場のボルテージはそのままに続けて民謡調のトラックが流れ出す。
◆輪
時間の感覚が壊れていた為、当日はここで輪が来るの⁉と思ったんだけど今見返してみると全然後半だった。ここまで読んでくれた人はあとちょっとだから頑張ってくれ(?)
Fesに比べて箱も小さかったのと、恐らくdip氏が逐一トラックの音量を下げてくれていたからインターネットめ組どこ?のなどのコール部分でファンの声が聞こえたりとライブ感がすごくてこれこれ~~~!になった(我コーレス大好き侍と申すもの)
間奏でBimiがフロアにサムズダウンのポーズで「Sit down」と呼びかけ、Fesの揃わなかったジャンプのリベンジ!?と思ったんだけど、フロアがなかなかしゃがんでなかったの、恐らくしゃがむスペースがなかったっぽい。確かにまあまあみっちり詰められていたから無理もないかも。
あとこの曲でもフロアに降りてきていて、その際サイドの女の子の肩をポンポンと叩いて渦の中へ分け入っていた。
入り方優しすぎ???
彼がフロアに降りると金色のつむじだけがちょこんと見えてそれの移動と共に人の塊が動く為ちょっと見てて面白かったな。
そして、終わった後締めますみたいなことを言ったので次が最後。選ばれたのは
◆飼ふ
ここでか!!!
dip氏間違えたときやや苦笑いだったのでやらない曲かけてしまったのか???と思っていたけど最後の予定だったようだ。
ピアノの音が響き渡る空間はさっきまでの温度が嘘のようで。蠟燭をふっと一息で吹き消した後、暗い中に浮かぶ煙を見つめるような気持ちでこの曲を聞いていた。冷めたという訳じゃなくて、何と言ったらいいのか分からないけどいい余韻だったと思う。
この曲には
という部分があるのだけど、締めの曲だと思うとライブに行って会場を出たら終わりではなく、楽しかった記憶だとか受け取ったパワーを何かしらに活かして欲しい、というようなメッセージにも聞こえた。特に不正解とかないのでそういうことにしとこ。
そして彼はスクリーンの下へ消えていったが当然ファンは手拍子で彼を呼び戻そうとした。
いつも行くバンドライブはアンコール意地でもやりませんなため、この時間が新鮮で楽しかった。彼も予定調和のアンコールが好きじゃないみたいなことを言ってたことがあるみたいなのでどうだろうな,と思っていたが出てくるまでが結構早かったので想定に入れててくれたんだなと感謝。
アンコール
◆虫の音
ステージに戻ってきた彼を包んだのは意外なナンバーだった。この曲は以前眠れない夜と同列に『どうせ女はこういうの好きなんだろ枠』(かなり語弊あり)に入れられていたからアンコールでやってくれるんだ!と嬉しくなる。
先ほど飼ふで蝋燭を吹き消した後みたいな話をしたけれど、この曲は暖かさと明るさが行灯みたいなまろやかさを持ってる気がしていたので真っ暗からの目慣らしにはちょうど良かったかもしれない(モノの例えが下手)
そして曲の後発表がありますと言ってざわつく会場。ただ忘れっぽいという話が冒頭にあったためか、今は消えてしまってるがFes後にでた動画でライブ中4ヶ月連続リリースの告知を言うの忘れてたと言っていたのを引きずっていたのか、忘れないようにメモしてきたからそれ読むね、とスマホを取り出す。うふふとなる会場。
そして発表されたメジャー1stEP『心色相環』発売告知にファン一同湧き上がった。CDとして残るというのは勿論、収録曲には輪のRemixとして味変バージョンが入るというのも盛り上がりポイントだったが、なんとBimiFesの映像が収録されるというのは嬉しいサプライズだった。色々なアーティストが出てくれた分、権利関係が難しくて円盤化はむずかしいと兼ねてから言っていただけにソロパートだけとはいえファン一同大喜び。
そして告知ラストには「俺はここに命置いていくから、みんなは金を置いてってください」とBimi節炸裂。これは賛否あると思うけど私はテンション上がった。
◆インベーダーインバイト
そして台にのぼり「今日くらいは踊ろうか」と声をかけ、心色相環よりこの曲をチョイス。緑や白のレーザーや両サイドからはシャボン玉が飛ばされていて演出がめちゃくちゃ印象的だった。幻想的なサビ部分と相まって透明な球が漂う様は親和性爆高。
そしてこの曲、Bimiの声にエフェクトがかかってる所があると思うんだけどそこがコーレスポイントになっていて、逃げちまいなよというBimiとそんなに簡単じゃないという我々の構図ができてたのがすごく良かった。そしてライブで今日くらいは踊ろうか、ということでの曲が改めて完成された感覚は筆舌に尽くしがたかった。
この曲に関しては度々バズり狙いでつくったという風に明言されているが、あの言葉たちは誰にでも染みる普遍性があるからこそ『誰が言うか』がかなり聞き手側へ与える作用の違いになっているのではと思っている。そこに越川という宇宙人をマスクしてはいるものの、複雑な要素で構成されているBimiという人間から投げかけられるのが良さを増長させるので、是非今後もセットリスト常連入りしてほしい所だ。
◆ミツ蜂
あのどこか和を感じさせる音の後にBimiのネームタグが流れた瞬間、グッズ紹介のインライをした時、セットリストはもう決まったと前に言っていたのに関わらずこの曲もやれたらいいですけどねと言い放ち、やや焦りの大人にそういうことは言わないでもらってと窘められていたのでやらないかと思っていただけに、一番盛り上がった迄あったと思う。窘めの後思い返したら悪い顔で笑ってた気がするのでもしかしてまた吐いた唾飲めないんで戦法使ったのか?(参照:babelの夜)
宗教感を増長させる喉を締めたような歌いまわしからはやっぱり生で聞いても良かったし、他の常連曲を差し置いてこの曲がファンの統制が一番とれていた。Unity部分の声の揃い方本当にすごかったのでライブでやってほしい曲暫定1位の座を獲得してしまったかも。それではミツ蜂さん暫定ルームへどうぞ~~!!(M-1?)
あとこの曲で(私はバリバリ勘違いしてたがフォロワーさんが教えてくれた)
台の上に立ったBimi氏がベルトに手をかけ始めた。
え!?まさか下も脱ぐの!?と見ているとベルトを服の輪っか(名前わからず)から抜いた後、バックル部分が全然外せずモタモタしてて笑った。
本人も外せないってやや焦ってたけどdip氏はニコニコしながらその様子を見守っていた、さすがTO…(?)
そして豪快にボトムスを下ろすとまさかのパンツ+靴下に。それもすぐ脱ぎ捨ててパンイチBimiの完成である。
靴下は白地に赤いドットがライン上に入ったもの、パンツは黒のカルバンクラインだった。なぜかこれだけハッキリ覚えている。太もものタトゥーを見て、これが噂の・・・!になった。
びっくりするじゃんこんなの。
そうしてBimiとdipの両氏がステージを後にすると会場には心色相環のビジュアル(※フライヤーなどと同じ)が大画面で映し出されて、きよしこの夜が流れた。そうだ今日クリスマスイブだったわと放心していたが一向にファンが立ち去る気配がなく、熱い視線がステージに注がれる。
そこで少ししてからdip氏が再登場!
ライブ中ほぼお話しになることはなかったが、ファンに「メジャーデビューよかったね!!」と声をかけてくださって優しすぎるなとなった。
前述した通りdip氏はなかなかの大物アーティストである。その男がこれからもBimiについていきたいと思うのでよろしくお願いします、というようなことを言ったのにはま~~~~感嘆である。
後結構トークが上手い。さすがBimi氏の相棒である。その日発売されたグッズの話になり、
「ライターは何個までだっけ?」\3個~!/「3?(手で見せる)3個です」という具合で会話しながら紹介していき、そしてかねてからデカすぎるだろと話題になっていたバスタオルについて触れた。
いやこのバスタオルマジででかい。あの陸上選手とかが走った後に日本国旗とか肩にかけるじゃん?あれのサイズ感。想像の1.5倍くらいでかくファンはやや戸惑っていたのだけど
「バスタオルかった?人気が出たらシリーズ化するかもとのことです~!」との発言にまたあのクソデカタオルが⁉と動揺した。
まさかの運営バスタオル推し。いや、あれはあれでいいんだけど何枚もはどうだろう!?というかどっちかっていうと普通にタオルが欲しいが!?と思い、私あんまりライブ中叫んだりするタイプじゃないんだけどマフラータオルにして―!!って叫ぶか迷った。そうしていると反対の方から
\ちっさいタオルにして~!!/といった方が。
ありがとう~~~!!
代弁サンキュー過ぎる。検討しますとのことだったので次回マフラータオル出ますように。
さてこうしてdip氏とファンが楽しくおしゃべりをしてる間、あの男が何もしないわけあるまいて。
実はBimi氏、dip氏が会場を引き付けてる間、会場後方のS席Eブロックあたりに出現していた。ファンの多くはステージを見ていたので気づいてなく、私もそうだったのだけど、優しい同じブロックの方がいるよと教えて下さったので気づくことが出来て感謝…。あんまり子細な動きは分からなかったけれどファンに前髪を上げて額を見せていた。
いや近ッッ!!!
ベンチの背もたれ部分に座ってナンパに来た兄ちゃんみたいな距離感で話していた。多分なんだけどあそこのブロック結構ステージ見にくかったんじゃないかなと思ったので最後特大サービスがあってよかったなあとほんわりするなど。
あ、あと服は着てました。この補足いるライブなかなかないよ。
そして今度こそ最後の曲がかけられた。
◆LOVE
イントロがかかるなりフロア後方のお立ち台向けてスポットライトが当たり、Bimiに気づいたファンは大興奮。この曲のイントロはなんと言うか登場曲としてめちゃくちゃバッチリハマるなと思った。本来はやる予定ではなかったらしいのでまじのアドリブアンコールだった模様。
セトリ落ちしてたのまじで????毎回やってくれよ。(私欲)
お立ち台の上で踏切音に合わせて首でリズムを取っていた時の湧き方も良かったな。そしてラスト一曲でもBimiはお立ち台からおりてフロア後方を移動。文字通り端から端まで楽しませつくしていた。
そんなこんなで最高の余韻を残して、Bimi氏が去った後、大事件があったんですけど。
DJ dipフロアに向けて盛大に投げキッス!!!!!!
愛しているよ~~~~~~~~~~~~~!!!
ありがとうございました…ありがとうございました…
ッハ!!!!!!あまりのことに本日回目のLOVEになってしまった。いやアンコール入れたら3回目か(?)
いや、dip氏のトラックが大好きな私。別にさ、どうこう言いたくないけどさ、dip氏もま~~~~さわやかながら精悍なお顔立ちをされており、正直大好きなのである。何で私の好きな音楽を作る男たちは毎度顔がいいんだ????誓って顔で選んでないのに…。
そうして大爆撃の末Bimi LIVE GALLEY -moi-は終演した。
P.S
帰り際、二階を見ると蒔田氏と馬場氏のお姿があって手を振ったら、蒔田さんは優しくお辞儀、馬場さんは手を振り返してくれたのもハッピーだった。出口出るとき蒔田さんと丁度一緒になって、どこから出ればいいんですか?とおっしゃっていたの可愛かったし和みました。
後カメラマンさんが結構人並みかき分けて色々撮ってたし、Bimi氏のすっげ~~流し目撮ってたのみたので写真世界に出ますように。
総括
さて全17曲、約1時間…まって1時間???ほんとに1時間でおわった??
密度やっば。
改めて思い返しても一時間で終わったとは思えない満足感だったなと思う。なんだろう盆と正月よろしく、インライと主演公演一気に来たみたいな感じ。
で、結構とんがったエピソードが多く、今回もマイク破壊したりパンイチになったりと暴れたい放題だったので、私みたくおっかないという印象を持たれる方もいるかもしれないが、結論として
びっくりはするけど死なんから大丈夫だよ
Bimi楽曲に惹かれている方なら多分楽しむ土壌が出来ているから問題ないと思う。
ライブもスタンディングは結構ぎゅうぎゅうではあるものの、そこまで押し合っている感じじゃなかったし、Bimiの動きと合わせて移動経路が開いてたくらいなので治安に関しては安心していいと思う。
終演後はフロアでファン同士集まって写真撮ってたりとみんな楽しそうだったのでイベントでよく聞く優しいファン層とそこまで大きく違いはないと思うし、彼自身も雰囲気はやっぱりそれなりに違うんだけど言葉選びとか対応は優しさを感じるところが多くあって…というか客おり見ててもハグをしたり、よろめいたファンを受け止めてあげてメッロメロにしていたのがSNS上で観測されたのでホスピタリティがやばかった、本当に、終始。それと可愛いギャルにめちゃ絡みに行ってたので、そこは正直なんだとも思った(ギャル×Bimi大好きだからもっとやれ)
加えて、計ってか計らずか後方まで気を使った動きだったのも良かったな…滾るホスピタリティがやべ~~~ので後方参戦だ~~と皆様、普通にBimi来るから油断しない方がいいよマジで。
そして、当たり前と言うか周知の事実だが、やっぱ生で聞いてもとんでもなく歌うめ~~~&幅がヤバい。ラウドボイスとクリアなハイトーン、東京とサンパウロ州くらい距離あるよマジで(??)なのにどの声もBimiの声帯から生まれたという個性は失わずに素晴らしい精度で放たれる。
というわけで、是非一度生できくべきだ。
ガンガン記憶飛ばしているけど??というツッコミには詳細な記憶というよりあそこに身を置いたという感覚を体験しに行って楽しかった!!!やばかった!!!を得に行ってる人間なので、受け付けない。
っていうかあんまり自分以外の所で評価してもらうつもりなさそうだけど、よく考えてみて欲しい。ポルノグラフィティの新藤晴一にライブパフォーマンスで『こちら側の人間』と言わしめ、快進のICHIGEKIのVo.コータをコーラスに従えて歌う男のライブだぞ。
後にも先にもこんな男他に現れねぇって。
今後も規模を大きくしてメジャーで金稼いで面白いことをしてくれるそうなので、入るなら今!!今しかない!最近はスタッフと新曲の情報解禁を掛けてギャンブルをしているし(面白いってそうこと??)
というわけでこちらを持ちまして、2023現場納め&2024レポはじめとさせて頂こう。次は1/20のBimi Live Galley#02ー詣ーである。2024の目標は記憶を飛ばさないで行きますのでよろしくお願いいたします。(絶対無理)
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