『おかあさんといっしょ』という、免罪符つきアイドル番組

『おかあさんといっしょ』の主要な視聴者は子どもではなくお母さんである…ということはもはや周知の事実だと思う。しかし、そのことをおおっぴらに認めてはいけない。

なぜなら「これは子どものためだから…」という免罪符を握りしめていなければ、思う存分、歌と踊りのアイドル番組を楽しむことができないからだ。免罪符を握りしめること…それが『おかあさんといっしょ』の正しい楽しみ方だ。

歌と体操のお兄さんには「イケメンで、お母さん視聴者を釣っている!」と、ギリギリ言われないくらいのちょうどいいくらいの好青年であることが求められる。お姉さんも同様だ。美男美女だと、免罪符にならない。

アイドルは別に飛び抜けた美男美女である必要はない。見ているうちに、だんだん良く見えてくるのだから(キスマイを見ればわかるね)。

あつこお姉さんが卒業するらしい。関ジャニ∞から錦戸が抜けたときや、NEWSから手越が抜けたときと同じような気分だ。『ガラピコぷ~』も終わるらしい。

つらい。妻も辛そうだ。だが息子は特に気にしていないように見える。やっぱりおかあさん向け番組だったようだ。

1回でもサポートしてくれれば「ホモ・ネーモはワシが育てた」って言っていいよ!